この季節になると必ず意識させられる戦争‥‥‥
戦争体験者が減る中、戦争を肯定的に見る人たちが増えてきている。
実際の戦争の悲劇は経験しないと分からない…、では困るのだ。
経験してから平和が良かったなんて言っても失われたものは戻らない。
戦争の描かれ方があさっさりし過ぎて物足りなく感じた「虎に翼」だったが
戦争の残した爪跡をいくつか挿入した場面、そしてここにきて原爆裁判が来た!
嫌でも思い出す終戦記念日、この時期にぶつけてくる脚本の巧みさに脱帽だ。
三淵淑子が書いた判決文のことを書いたつもりだったが、まだ書いていなかったようだ。
下の本は広告で見てすぐに購入した。読みごたえあります!
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無差別に市民を殺傷してはいけないとの国際法を破った米国であったが
戦後アメリカとの平和条約により原爆の賠償責任を問えないとして
戦争を起こした日本国家に賠償を請求した裁判が起こされた。
結果、国家の賠償責任は問えないとしながらも原爆投下は国際法違反であるとの
三淵の判決文は残された。
パリ五輪で活躍した女子卓球の早田ひな選手。
オリンピックを終えて、したいことを問われ
特攻資料館(鹿児島知覧)と答えた。
卓球が出来ることは当たり前じゃないと感じたいと言う。
この世代の人たちが、戦時下の青年のことを知ることは意義のあることだと思う。
ごくわずかであってもこのような若者がいる事、まだ日本は大丈夫!