今を生きる~猫と共に

感謝を込めて、このブログを亡きクロに捧げます

カテゴリ: 猫本・猫マンガ

1ヶ月ほど前の報道番組愛犬ニカを探して」をどうにか見終えた。
こういう悲惨な映像は元気な時でないと心が折れてしまう。
今日で3回目の挑戦、つら過ぎる内容に何度も見るのをやめようと思った。
それでも最後は爽やかだった。

いや、ほんとうは爽やかなんて言葉は当てはまらない。
こんな状況下でも動物を救うために頑張っている人がいて
亡くした愛犬に代わる新しい命に辛うじて希望を見出せたのだ。

いまウクライナで、そして中東で、
そしてあまり意識することも無いところで起きている残酷な事実。
戦争はこんなに人を残酷にし、人を含めた生き物を殺すことに平気でいられるのか。

国同士が争いを始めたら一個人の力などどこかに吹っ飛んでしまう。
人どころか犬も猫も動物園の生き物も野生動物も容赦なく砲弾の下に晒される。

防ぎようのない災害もあるけれど、原発だって似たような悲惨さだった。
あまり辛いことは考えないようにしていたが、平凡な日々の大切さを教えられた番組だった。

野良だった猫が飼い猫になって、こんなに幸せそうな表情になる。
本当に短いマンガだが、入院中にスマホで見つけた漫画。
人も猫もこんな笑顔でいたいよね。


(11月初めに下書きした記事です)
間質性肺炎で入院中に見つけた短い猫マンガです。
元気になってからは何もすることがなく、食べる以外の楽しみはスマホの猫マンガを見ること!
猫が話せたら、きっとこんなことを言うのかな‥‥‥

こんな猫の表情を多くの人に知って欲しいと思いました。



新しい猫を迎える時は、先住猫を可愛がれという。
新しい子は、どうしても手がかかるし関心も向きがち・・・

そんな飼い主の様子を見た古参猫は
飼い主の愛情が新しい子に行って、自分は見捨てられたと思うらしい。
単なる勘違いなのだが、猫は人が思う以上に繊細だから気を付けてという意味のようだ。


毎度、東京新聞連載の「ねえ、ぴよちゃん」から―――
俺様気取りで、威張りん坊なニャブー・・・。
どう見ても好かれないタイプだが、蓼食う虫も好き好き・・・。

ニャブーを「ジェヌビエーブ」と呼んで可愛がっている桜川先生
(桜川先生は主人公ぴよちゃんの小学校の担任)
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翌日、先生のアパートに行くジェヌビエーブ、じゃなくてニャブー・・・KIMG0833
良かったね、桜川先生は犬を飼ったわけじゃなかった。
単にメシをくれるだけの存在ではなくなっていたんだね、ニャブー(笑

友人の犬だと知って、心から安心したようだ。



※3月24日追加貼付





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昨日はブブがこなくて心配だった。
ずっと日参していたのに途切れるか・・・

雨戸を閉め、それでも玄関の方を気にしていた。
もう来ないかもしれないと思ったが、監視カメラに7時頃映ったことがある。

そんな気持ちが通じたのか、外のセンサーライトがついた!
ブブが来ていた。

良かった~!
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今日は朝の7時と夕方4時半頃来ました。

昨日の記事にコメントをいただいたebloさんにご紹介いただいたイラストです。
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愛猫が、心のモヤモヤをすっかり取り除いています。
猫は飼い主に寄り添うと言われています。
愛猫を見ていると悩みや怒りや悲しみが薄れるってことありますよね。

多くの言葉で語らなくても、絵の力って大きいです!



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わが家には5匹の猫がいますが、小さな時から人と関わってきた子は人間を仲間と思い
そうでなかった子は、人は怖いもの、そして猫を同類と認識しているように感じます。

グリや先代のクロは自分を猫と思っていないし、他の猫を見ても同類と思っていないようです。

この辺の感覚って、小さな頃の刷り込みからくるんでしょうね。
ヒメが育てた子たちは1カ月過ぎるころから私を威嚇したしね。
2か月後にはヒメと離して譲渡して、今ではすっかり飼い主べったりだそうです。

トトは飼い主も気になるけど、母親ビビの言いつけも守っている最中・・・
人間コワイ、でもおやつをくれるから大好き!・・・
出来れば、軸足を飼い主の方にちょっとだけ傾けて頂きたいわあ~(笑
そしてお母さんに伝えてよ、人間は優しいよって(笑


引き続き、漫画の中のお話ですが・・・

南天を飾ると良いことがあると聞いたアッシュは、ひみこさんに届ける・・・。
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野良として人には媚びない生き方を貫くアッシュは、他の猫の目を気にしてか、
ウトウトしているひみこさんの膝にさりげなく載った。
ひみこさんに助けられた時の温もりを思い出して幸せそうなアッシュ・・・。
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そもそものひみこさんとの出会いは、前記事に書いた通り。
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大好きな友人、ぴよちゃんのお祖父さんの家で偶然アッシュと再会したひみこさん。
アッシュも再会に感動、ひみこさんについて行こうとする。
親分のニャブー、アッシュに去られるのは本心では寂しいのに強がるが・・・。
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ひみこさんが大好きでも、助けてくれたニャブーへの恩も忘れない。
ひみこさんちに遊びに行っても、帰る場所はニャブーのもとなのだ。

いつもアッシュがいる場所に、ひみこさんは手作りの猫クッキーを持ってきた。
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ひみこさんの温かさに浸るアッシュは、クッキーを食べずにいつまでも眺めていた。
猫にも言葉に表せられない感情があることをグリを見ていて感じている。
グリは間違いなく私を唯一無二の仲間だと思っている(笑





野良猫の世界は現実には厳しい。
でも、仲間との助け合いや、飼い主との心の交流を温かなタッチで描く
「ねえ、ぴよちゃん」という漫画は
実際がこんな風だったら良いなあと思わせてくれ、どこか救われる。


仔猫だった頃、カラスに襲われている所を助けられた恩を忘れずにいるアッシュ。
野良だからご飯なんて充分じゃない。
きっとボス猫のニャブーは魚屋さんからかっさらってきたはず。
ニャブーの「川に入って獲ったから濡れた」は傑作だ。
イワシは海の魚だ(笑
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賢くてクールなイケメンに育ったアッシュだが・・・
素直にニャーぶーに気持ちを伝えないのが、いいのか悪いのか(笑
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乱暴で威張りん坊なボス猫のニャブー・・・
なぜか、いろいろな人にご飯を貰っている。
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めったにもらえない美味しいものを子分のアッシュに食べさせようと持ってきた。
根はいい子なんだよね、ニャブーって!(笑

さすがに他で美味しいものを食べたとは言えないアッシュ(^^;


※ひみこさんとは・・・・・
アッシュはカラスに襲われている所をニャブーが助けたが、
その場から逃げ、耳に怪我をして倒れていたところを
通りかかったひみこさんが、動物病院に連れて行って手当てした。
ひみこちゃんはアッシュを飼うつもりだったが、
ニャーブーがアッシュを取り返しに来て子分にする。

それ以来、ひみこさんを慕っているが
ニャブーへの恩も忘れずに家猫になることを拒んだ。
でも、時々はひみこさんち遊びに行っている。




※愛子様21歳の誕生日
関連URLは続きに


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下書きを見ていたら、こんなものを見つけた。
ボツにするには惜しいのでアップ。

東京新聞掲載の4コマ漫画〖ねえ、ぴよちゃん〗
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もともと野良猫だったワルシマ君と、その妹ルンルンちゃん。
ルンルンは一人でいた時に動物病院の院長に拾われて飼い猫になった。

この漫画の主人公的猫の又吉はとても面倒見がいい。
仔猫や野良猫仲間に煮干しを分け与える。

ワルシマは妹のルンルンに煮干しを持って行く。
ところがルンルンは「センセーがよくくれるので、いらない」と断る。

せっかく持って行ったワルシマは、何となく寂しい。
又吉に、妹も自立したんだと慰められる。

一方のルンルンは、
仲間に「煮干しをいっぱい貰えてイイネ」とうらやましがられるが・・・

ルンルン曰く
「お兄ちゃんは煮干しが大好きだから、ああでも言わなければ自分で食べない」

院長から煮干しを貰ったことはないが、兄に食べて欲しくて嘘を言ったのだった。
野良時代のように、妹にご馳走を食べさせたい兄と、好きなものは自分で食べてと思う妹。
漫画だけど泣かせますね。


たかが猫、されど猫・・・
猫と言えども仲間や家族を思う気持ちはある。
自分の飼い猫にそれを感じることもある。
人と同じなんだなあ~、猫も・・・。

※ビビは食べに来ています、ご安心ください。
って、私が安心しています^^;


――――――――猫たちの記録――――――――
この日深夜の0時にはアライグマが来ています。

ビビは4時53分に来てから、やっと1時間後の5時58分にご飯にありつけました。
途中、驚いたように食事処から出たのは
私が台所にいたせいでしょう。


夕方は6時近くに食べました。
そして深夜の12時近くにはキジ白くん。




―――――同じ時期に書いた過去blogコーナーーーーーー
2021年5月15日


以下は続きから
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私の好きな猫マンガ、「ねえ、ぴよちゃん」
東京新聞を取るようになって、すぐにファンになった。
毎日の楽しみが、この4コマ漫画の切り抜きだ。

野良猫のハチは、ようとして宮司さんに慣れようとしないが
それでも宮司さんのことが気にはなっている。

ある日のこと宮司さんは釣りに行く。
その姿を見送ったハチは日が暮れるまで鳥居の所で帰りを待っている。
やっと帰った宮司さんの手には土産の鯛が・・・

姿を見て安心したハチは知らんぷりを決め込むが・・・
まさにツンデレの極み・・・、本当は宮司さんを見て安心したんだよね(笑

わが家のツンデレ王子、グリ坊・・・
肌寒い日が続くせいか、また布団の上に乗るようになった。

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わが家の猫の誕生日………
実は分からない!
全員、野良猫を保護したので正確な日時は母猫でない限り分からないのだ^^;
だから、おおよそは推測できるが我が家に迎え入れた日を誕生日、
及び家の子記念日として祝っている。

ヒメも推定5歳で保護したから、今は推定8歳、まもなく9歳になるはず。
シニアかな~と思う時もあるが、遊びの時は元気で5歳くらいではないかと見紛う。
ブブだって、推定7.8歳と言われたが、6歳くらいかもと思う時もある。

グリは4カ月から5カ月の時に保護したから、ちょうど今頃が誕生日のはず‥‥‥
三人の中で唯一年齢を特定できるのが、仔猫の時に保護したグリだけなのだ。
誕生日どころか年齢さえ特定できないヒメやブブ^^;

でも正確な誕生日なんてどうでもいい、君たちと出会った時が大切な記念日なんだ!
やっと白梅が咲き始めました!


私の好きな猫マンガ「ぴよちゃん」にとてもいい話があった(笑
いい年して、なんだ猫マンガか、なんていう勿れ!
誕生日の考えが私の波長にピタッと合っただけ‥‥…‥

この漫画、とても秀逸で笑わせたり泣かせたりの精神衛生上すばらしい内容なのだから^^
2022年2月22日、東京新聞掲載の4コマ漫画

ボス猫ニャブーに、部下のアッシュは「俺は自分の誕生日を知っている」と言う。

実はアッシュは仔猫の時にカラスに襲われ耳を食いちぎられた。
その時に助けたのがニャブーと言うボス猫。
喧嘩っ早いが、からきし弱い^^;
相手も見定めずにかかって行く、たとえカラスでも…‥(笑

どうしようもない無鉄砲なボス猫だが、
アッシュは助けられた恩義を忘れずにいかなる時もボスを見放したりしない。

そのことを忘れずにいるアッシュの心の声が、誰によって生かされたかを物語る。
このアッシュ、猫仲間からは一目置かれ、
「あなたの方がボスの資質がある」と認められている(笑

でも、どうしようもないニャブーだけど
俺様が助けたんだからな、と言う恩着せがましさはない。
そこが良いところなんだろうな~~~(笑


ブブを含めたシンクロを見られるのはいつになるだろう(笑
ねっ、お二人さん^^





この方の猫との歴史をまとめたのが下記の小説だ。

昔は外に出すのが普通だった時代。
いつの間にかいなくなったり…、それでも最期を迎える時は岡野さんに挨拶をしたと感じたようだ。
縄張り争いに負けて。岡野さんの住まいから逃げ出した愛猫もいる。
出入り自由が災いした飼い方ゆえであった。
野良猫が入ってきて、飼い主のそばが安全地帯じゃないと思った猫は、
家から飛び出しよそで寝て、食べに帰ってくるようになる。
野良猫がにらみをきかせているので、本来自宅であるはずの家に帰れずに出奔してしまう。
時代が進むにつれ、様々な猫の歴史を経て、自然に見送ることから病院での治療に移行する。
多分、ペット対象の動物病院が流行り始めた頃だろう。
普通だったら老衰を見守って自然に逝かせるものを。獣医の言うままに一縷の望みをかける。
それは猫を飼った人ならわかる感情だと思う。
動物医療について、岡野さんの後悔は読むに堪えない所がある。
と同時に質の悪い病院もあったのだろうなと思う。
人間と同じで動物病院も機器類は高く、初期投資を回収しようとすると治療費は高くなる。

2匹ほど病院に連れて行ったがどちらも結果はかわいそうなものだった。
治療費200万円‥‥、いかほどかかろうと助かるならの気持ち…そこに付け入る病院。
そのような経験を経て猫との暮らしに、ある種の達観がうまれる。


このような猫との経験を経て、年齢的に猫は飼えないと諦める。
ところが、それでも地域猫の存在を知り、外にいる猫たちの世話をするようになった。

総勢何匹の猫たちが岡野さんと関わっただろう‥‥
やはり飼い始めた頃の猫と、辛い思いをさせた猫は最後まで作者の心に残ったようだ。
その中の一匹のこと‥‥…、産まれた子は里親に引き渡したが、
一匹だけ残り、当時そういう子を引き取って売る店があり、そこに持ち込んだ。
すぐに後悔して引き取ろうとしたらすでに売れた後だった。
後に、三味線の皮になったか動物実験用に売られたかと悔やんでいた。
引き取ってもらう時にお金を払い、もし返してもらうなら、その時にも引き出し料金がかかる。
いつの時代にも、人のどうにかしてあげたいと言う心を利用する悪い奴はいるものだ。
保健所に持ち込むよりは、優しい人に買われればと思うものね……。
読書の間、テーブルに載って寝ているヒメ。
私の前で寛いでいます。

今どき、こんな飼い方しない…‥‥。
室内飼いにしておけば辛い思いをしなくて済むのに‥‥…。
等々、思いながら読んだが、時代背景も違うし、
様々な経験をした集大成が今の時代の猫の飼い方になっていることもある。

個人的には自然の中と安全な家をうまく使い分けながら暮らすのが望ましいと思うが、
スイスや北欧の田舎でもなければ無理なこと。今の環境で楽しく暮らしていただくしかない。

大切にするよ、と我が家の猫達に呟いた。

最後に、この本を紹介していただいたossさんに感謝します<m(__)m>
何度か繰り返して読みたい本です。




読みたい本があって立て続けに注文した。
寝る前の読書が習慣…‥‥
楽しみにしていた本を開いた。
ところがグリが眠いといって愚図っている。
読書は諦めてベットに行った。
グリは私を追って、即飛び乗ってきた。
私の脚を枕にして、この表情……
相当眠かったようだ^^
早めにキャットタワーで寝ていたヒメは、照明で覚醒したのか、逆に目がらんらんとしている。
威張りん坊の癖に、グリったら、甘えちゃって……‥‥冷ややかに見ていた^^;


ひとつは猫に惹かれて読み始めたが……

猫好きな私は、内容はどうあれ大抵は物語に引き込まれる。
ただ、猫沼に関しては読み始めからつまずいた。
申し訳ないが面白くない。
時間が過ぎて読めば、また違うかもしれない。

もう一つの萩尾望都の自伝的な方は、評判もあって読みたいと思って買った。
高名な漫画家なので名前は知っているが作品は読んだ覚えがない。
喫茶店などに置いてある少女漫画で見たかもしれないが記憶にない。

なぜ、その程度なのに気をひかれたか‥‥‥
同じ漫画家の大島弓子さんと交流があり、萩尾さんは大島さんが保護した仔猫をもらい受けている。
そのことが書いてあるかどうかわからないが、大島氏の交流については記載があるようだ。

私は大島さんや萩尾さんとは同年代、
猫を保護し、たくさん飼っている大島氏には共鳴する部分が多々ある。
そんな事から読む気になった。
純粋に萩尾氏のファンの方には申し訳ない様な動機‥‥‥‥

ゆっくりと読みたい。
折を見て読後感などもボチボチと…




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