グリに見送られて天に昇ったシロさんでした……。
心なしか神妙な顔つきのグリ。
ヒメは、なぜかこの日は知らんぷり。
私と葬儀社の都合で夜の8時に荼毘に伏してお骨揚げが10時半。
出窓が好きだったので、リビングに一旦シロの席を設けた。
シロおじちゃん、お帰り~。
かと思ったら、なんと紐を引っ張って解いてしまった。
悲しむ暇も与えてくれないやんちゃぶり。
いいよ、もうシロちゃんは君を怖がらないからね。
シロといっぱい遊べばいいよ。
クロの時はカリカリを小皿に入れて供えたが、
当時いた福ちゃんが食べてしまい、これじゃ、お供えにならないねと苦笑いしたものです。
お供えは最後まで食べてくれた、とろリッチ。
シロは我が家で2年半近く過ごした。
先住猫のクロが亡くなって5ヶ月後の9月3日に我が家に。
Mさんとは細かな話をする機会がなく情報は少なかった。
僅かばかり話したことで覚えているのは、
一緒に保護した3匹のうちシロとクロが残り、数年前にクロちゃんが亡くなったこと。
わが家のクロと同じ名前の兄弟がいたんだ……^^
後は、片方だけ触ったり抱っこすると不公平なのでシロは触った事が無いと言う話を聞いただけ…
他に何か聞いたかな~、という程、シロのことは分からないことばかりだった。
見知らぬところに1週間で2度(保護施設から我が家へ)も連れて来られたシロは、
生来のビビリかストレスによるものか、人を極度に怖がった。
それがMさんと話す私を見てから、心を許し触らせてくれるようになり、
いつしか撫でられるのが好き、ブラッシングが大好きな猫になった。
亡くなる前夜は、
やっと立てる状態でフラフラしながら私を追い頭をスリスリ、とっても可愛い声で甘えてきた。
きっとあれが最後の挨拶だったのだと、あとになって気づいた。
本日、妹が来て、寂しいねと言う。
寂しいことは寂しいけど、ホッとした部分もある。
あ~、それならよかった。
クロが亡くなった時の落ち込みを知っていたから、心配したのだろう。
皆様から頂いたコメントを読み、返事を書きながら、
たった2年半のシロとの生活を思い出し涙したが、
それでもきちんと見送れたことは私にとって大きな救いだった。
Mさんが託したシロを、最後まで見届けられた。
Mさん、シロは見事に生ききりましたよ。
多分、短い会話の中で最後はどうするか、お互いの死生観は一致していると、
その点だけは確認できていたので、
Mさんだったら同じようにするだろうと言う思いで寄り添った。
Mさんだったら同じようにするだろうと言う思いで寄り添った。
Mさん、これで良かったんですね。
シロちゃん、虹の橋でたくさんの仲間と、Mさんが来るのを待っていてね。
※たくさんのコメントありがとうございました。
返事が前後した事お詫びします。
シロは、皆様の励ましを飼い主を通じて分かっていたように思います。
心からお礼申し上げます。