夕方5時、雨で薄暗い。
早めの戸締りの為階下に降りる。
まさか!
結構な雨が降っていたので来ないと思っていた。
ドアのガラスの端に、何となく黒い影、それもかすか‥‥…
気になって洋室の小窓から玄関を見ると‥…
ボボちゃんがいる!
気が付いてよかった。
見落としていたら、雨の中、ご飯を捜してきたボボを空腹で返すところだった……
直ぐあげるからね。
寒い雨‥‥…
可愛そうに、何時から待っていたのだろうか。
雨のかからない玄関脇だが寒い日だった。
食べ終わったら、いつものように寛ぐことなく住処に帰って行った。
雨の中、何所まで帰るのだろうか。
裏の物置の戸は少し開けてある……、寝床にしても良いように。
でも、以前使ったが、今は使っていないようだ。
他猫に襲われた時、逃げ場がないからだろう。
ヒメはボボが来ると、必ず玄関の三和土で様子をうかがっている。
こんな雨の日は、外猫と家猫の差を考えてしまう‥‥…
ひもじくないようにご飯だけはたくさん食べて帰るんだよ。
ボボにご飯を出してから、福ちゃん、ヒメちゃんのご飯だ。
ヒメはご飯の用意をしていると、必ず近くで待機するようになった。
福ちゃんは決してそのようなことはない。
私の気配が消えてから食べ始まる。
さて、最後はシロちゃんだ。
ご飯の順番は、
1番に外猫
2番目に家猫の、隔離状態の子
3番目に自由にさせている子、と決めている。
では、なぜ隔離しているシロちゃんが最後なのか?
シロちゃんはご飯をあげるだけで済まないからだ。
甘えん坊なシロちゃんは、食事が終わると甘えモード全開なのだ。
あっち撫でろ、こっち撫でて、次は顎の下、それとお腹もね‥…
という具合に、いくら撫でても、これで終わりというのがない。
私が疲れ果てて横になると、そばに座ってのどをゴロゴロ鳴らしているのだ。
飼い主と二人で仲良く暮らしていたのだということが分かる仕草だ。
人の側が良いんだなと思うが、しばらくは我慢してもらうしかない。
福とヒメのスペースと、シロのスペースを上手に分けて
ストレスの無いようにするにはかなり工夫がいる。
ストレスの無いようにするにはかなり工夫がいる。
直ぐには出来ない分、シロちゃんには時間を割いている。
3人の中では一番馴れているシロちゃんだが写真が撮れない。
直ぐに近寄ってくるので近すぎて撮れないのだ。
そのうち頑張って撮るからね。
よく見るとかわいい顔しているから、Mさんが保護した時は可愛い仔猫だったろう。
シロちゃん!
可愛い表情、たくさん撮ろうね。
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