先のブログに書いた扁平上皮癌で亡くなったラブちゃん‥‥‥
この子の活動エリアには数匹の猫がいたようだ。

それが分かったのはビビ親子の保護の時だった。
当然、我が家の敷地内で捕獲する予定だったが
敷地の高低差の都合で裏のお宅で仔猫たちが遊ぶようになっていた。
間もなく我が家の方にも来るようになったが…。

そんな事情から裏のおやじ(腹が立った時の言い方^^)と話す機会が増え
私の知らない、家の裏手の猫事情を知ることになった。

裏のおじさん(私より5歳くらい年長か)と何かと話す機会があり、
野良猫に餌をやっていることが分かった。
彼が把握しているだけで5匹以上いた。
或いはもっと多いか‥‥‥
その中にはラブちゃんもいたようだ。

もともとビビだけの保護の予定が、病院に行ったら出産の形跡があり
赤ちゃん猫の為にリリースしたのが始まりだった。
ビビは捕獲の恐怖を忘れたかのようにすぐに戻って来た。
子育て中だったからお腹は常にすかせていたのだろう。
やがて、監視カメラに仔猫の姿が写るようになった。

猫友だったYに連絡したのは良いが、その後のひと悶着を覚えている方はいるだろうか。
ここでは長くなるのでそのことには触れない。

ビビの子供たちが小さくて可愛いと、おじさんの奥さんはしきりと目を細め
猫の母親はしっかり子育てをして人間より偉い、
最近の未熟な母親は見習ったほうが良いなどと偉そうなことを言っていたが
子猫を可愛いと言いながら、猫を飼うのは毛が落ちるから嫌だ、
猫はネズミ対策に餌をやっていると平然とご主人ともども言い放った。
┐(´д`)┌ヤレヤレだ。

こんな考えでは病気の猫など見て見ぬふりだったろう。
それぞれの事情、考えがあるから、そのこと自体責めはしない。
しかし、TNRを説明しても協力する気はなさそうだったし、
そもそも理解できないようだった。
こういう人の猫が可愛いというのはその場だけの情感なのだろうな。

なんだかんだとトラブルのあったビビ親子の保護だったが、
考えてみれば妊娠する前に保護をしたいと思ったことが発端だった。

ビビの捕獲が遅れたおかげで、この世に生を受けたトトちゃん↓
KIMG1964
KIMG1963
子猫6匹はある人(Yの猫友らしい)のもとへ、
母猫ビビと残された仔猫トトは我が家で暮らしている。
この仔猫たちの父親は??????

保護活動とは本来、保護できない子猫を増やさないための最低限の苦肉の策だったはずだ。
妊娠しないように手術して終生その子の世話をする、それがTNRだ。

近辺の雌猫はビビしかいなかったから、これで当分安心と思っていたら
扁平上皮癌のラブちゃんの出現である。
とりあえず存在の確実なキジ白君をTNRしないとどこかで仔猫がうまれる可能性はある。
予定はしていたが、そんなわけで早急にキジ白君を捕まえる必要があった。

偶然に捕獲できてTNRしたことは以前に書いた通り。

そりゃあ、コロコロと転げ回って遊ぶ子猫は可愛い。
だが、それ以上に人目に触れることも無く亡くなる仔猫も多い。
どうしても保護できなければ、せめて不幸な猫を作らない方法、それがTNRだ。
(仔猫の生存率は低く、殺処分率はかなり高いのです)

次回は、ビビの子供たちのことを書きます。
本来なら、仔猫たちの親も一緒に手術するのが保護活動の本来の在り方です。


※時間のある時に書き溜めているので、話が前後し
また重複する部分もありますが投稿します。
乱文、乱筆お許しください。