この地に引っ越してきて12月になれば丸8年になる。
それぞれが忙しく、誰の手も借りずに一人で引越しを済ませた2012年の暮れ・・・。
荷物だけは運び入れたが、備え付けの暖房器具は壊れており、猫がいては片付けも出来ない。
そんな状況だったので、引っ越しから1か月余り、横浜の妹宅から東京の家まで片づけに通った。
ある日のこと、カーポートにクロがいる!!
クロがいるはずないと気が付いたのは暫くしてからだった。
白黒の柄の出方がタキシードキャットらしく、とても似通っていて見間違ったのだ。
後に聞いた話によると(例のミトちゃんのママさんから)・・・。
若夫婦に飼われていたが、赤ちゃんが出来たので外に出されてしまった。
おうちに入りたくて玄関で鳴いていて可哀そうだったらしい。
この若夫婦、この猫を置き去りにして引っ越してしまったそうだ。
その後、ご近所の方に飼われて天寿を全うしたと言う。
良かった~。
最初の頃は、このクロ似の子だけしか目にしなかったが、
その後、キジトラ2匹、キジ白3匹、黒猫2匹、黒白2匹を発見。
その後、キジトラ2匹、キジ白3匹、黒猫2匹、黒白2匹を発見。
TNRした子のほとんどは、恐怖からか、或いは餌場が他にあるのか姿を見ることは無かった。
前置きが長くなったが、今日はボボの話を・・・。
野良か飼い猫を外に出しているかの判断がつかなかったので、
この時現れた3匹のキジシロは様子を見ていた。
この時現れた3匹のキジシロは様子を見ていた。
時間とともに薄汚れて行ったので野良猫と判断。
ボボも捕獲をしてTNRの予定だったが、賢い子で1年間も奮闘したのに一向に捕獲機に入らない。
やっとボボを捕獲できたと思ったが、姿を消していたロンと名づけた猫だった。
この時のキジシロ3兄弟は、テリトリー(餌場)を分け合いながら暮らしていたようで、
ボボに仕掛けた捕獲器にロンが入ってしまった。
ボボに仕掛けた捕獲器にロンが入ってしまった。
ロンはめったに来る子ではなく2回くらいしか見た事が無かった。
ボボたちと喧嘩をしなかったので多分兄弟猫だと思う。
ボボたちと喧嘩をしなかったので多分兄弟猫だと思う。
TNR後、家に入れて馴らそうとしたが、なかなか慣れるものではなく2週間後に外に出した。
それ以来姿を見ていない。
ボボは強い子らしく、常に顔の周りをけがしていた。
岩合さん曰く、強い雄猫は敵に後ろを見せないので顔面をやられるとか。
捕獲機に入らない猫を病院にも連れて行けない、そんな時の為に常に抗生剤は用意してある。
ウエットに混ぜて与えた。
去勢手術をしないといけないかと再び迷い始めた。
それはそれは嬉しかった。
一度、鉢合わせをしただけで、1月22日を境にボボの姿を見る事はなかった。