今を生きる~猫と共に

感謝を込めて、このブログを亡きクロに捧げます

2020年07月

この地に引っ越してきて12月になれば丸8年になる。
それぞれが忙しく、誰の手も借りずに一人で引越しを済ませた2012年の暮れ・・・。

荷物だけは運び入れたが、備え付けの暖房器具は壊れており、猫がいては片付けも出来ない。
そんな状況だったので、引っ越しから1か月余り、横浜の妹宅から東京の家まで片づけに通った。

ある日のこと、カーポートにクロがいる!!

クロがいるはずないと気が付いたのは暫くしてからだった。
白黒の柄の出方がタキシードキャットらしく、とても似通っていて見間違ったのだ。

後に聞いた話によると(例のミトちゃんのママさんから)・・・。
若夫婦に飼われていたが、赤ちゃんが出来たので外に出されてしまった。
おうちに入りたくて玄関で鳴いていて可哀そうだったらしい。
この若夫婦、この猫を置き去りにして引っ越してしまったそうだ。

その後、ご近所の方に飼われて天寿を全うしたと言う。
良かった~。

最初の頃は、このクロ似の子だけしか目にしなかったが、
その後、キジトラ2匹、キジ白3匹、黒猫2匹、黒白2匹を発見。
TNRした子のほとんどは、恐怖からか、或いは餌場が他にあるのか姿を見ることは無かった。

前置きが長くなったが、今日はボボの話を・・・。
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ボボは2016年秋から我が家に姿を見せるようになった。最初から体格が良かった。
野良か飼い猫を外に出しているかの判断がつかなかったので、
この時現れた3匹のキジシロは様子を見ていた。

時間とともに薄汚れて行ったので野良猫と判断。
ボボも捕獲をしてTNRの予定だったが、賢い子で1年間も奮闘したのに一向に捕獲機に入らない。
やっとボボを捕獲できたと思ったが、姿を消していたロンと名づけた猫だった。
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 鼻の頭が茶色いロン君


この時のキジシロ3兄弟は、テリトリー(餌場)を分け合いながら暮らしていたようで、
ボボに仕掛けた捕獲器にロンが入ってしまった。

ロンはめったに来る子ではなく2回くらいしか見た事が無かった。
ボボたちと喧嘩をしなかったので多分兄弟猫だと思う。
TNR後、家に入れて馴らそうとしたが、なかなか慣れるものではなく2週間後に外に出した。
それ以来姿を見ていない。


                   ボボと名づけた子                 野良猫の多さに驚いた_c0402989_16555093.jpg
ボボは強い子らしく、常に顔の周りをけがしていた。
岩合さん曰く、強い雄猫は敵に後ろを見せないので顔面をやられるとか。
捕獲機に入らない猫を病院にも連れて行けない、そんな時の為に常に抗生剤は用意してある。

ウエットに混ぜて与えた。

この年は猛暑で激やせした頃。長くはないな~と思い、TNRをしないことにした。
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もともと顔が大きくて体格はガッチリ型。
それが腰から下がゲッソリと痩せてきた。


ところが、2019年冬ころからは体格も良くなってきたので
去勢手術をしないといけないかと再び迷い始めた。
ボボの生命力の強さに感心しつつも捕獲機に入るだろうかと悩むことになる。

病院に連れて行っただけで急死した猫の話はメンバーから聞いたことがあるし・・・。
年齢が分からない以上、高齢だったらTNRは必要だろうか?
麻酔のリスクは?

悩んでいる間に年を越し2020年

悩んでいる間に年を越し2020年1月16日
ブブが、なんと1年8ヵ月ぶりに舞い戻ってきた。

ブブについては生存が確認できた嬉しさと
TNRした子なのに我が家を餌場として居ついてくれた唯一の子だったこともあり、
それはそれは嬉しかった。

ブブが舞い戻り嬉しかった半面、新たな問題が生じた。
それはブブとボボとの争い。


一度、鉢合わせをしただけで、1月22日を境にボボの姿を見る事はなかった。

野良社会では去勢したオスは弱くなると言う。
もともと穏やかなブブはボボに追われて、我が家の庭から離れ
今度は年老いたボボが追われたのだろうか。

テリトリーが驚くほど広かったボボ
どこかで可愛がってもらっていれば良いのだが・・・

1年近く捕獲に失敗し続け、最後まで捕獲機に入らなかったボボ。
ボス猫の威容を誇ったボボ。
いずこかで最期を迎えたとしても本望だと思う。





わが家で暮らした猫を紹介します。

幸福になって欲しいと願いを込めたのだろうか・・・。
福が我が家にやってきたのは2018年2月17日のことだった。
タイミックスの顔グロ(ガングロ)なイケメン猫だった。
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わが家に来て間もなくの頃、外からも威嚇するのでズームで撮った。

どんな経緯で保護されてシェルターに来たかは分からない。
ネコにも人にも慣れずに逃げ回り、隠れてばかり、ご飯も食べず、トイレを共有できず
冬だったので敷いていた毛布の中に排泄をする猫が2匹いた。

その内の一匹が福だった。
見た目は悪くない。
せめて人馴れすれば譲渡は可能だ。

猫が苦手なら・・・。
一匹だけを丁寧に可愛がってくれる人なら何とかなるかもしれない。
仔猫でなくてもいいと言ってくれる人を捜せれば・・・。
(当時推定8歳)
人にさえ慣れれば、どうにかなる・・・。


シェルターで25匹ほどの猫との生活は、力関係もありバランスが崩れると猫にはストレスだ。
環境に慣れて、その生活を受け入れている子は良い。
だが、そうで無い子は・・・。
長い間には、相性の良いもの同士、弱そうなタイプのもの同士がグループを作る。
そのグループに入れない場合が悲惨で、先の2匹のようになる。

何とかしないとかわいそうだと思い、福を預かって人間に馴れさせることにした。
(もう1匹は、慣れていない子でも良いと言う方に譲渡された)

まだ私に余裕があって、クロも生きていた頃だった。
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クロが亡くなったのが4月4日、ヒメ親子が来たのが4月26日

福はヒメの子供たちが育ち、里親さん宅に行くまでは1階の出窓のある部屋に隔離していた。

運動の為に福専用のキャットタワーを設置。
近づいて写真を撮っても威嚇しなくなった。

もともとは私の寝室だったところ
結局、クロは大好きな出窓に行けないままに亡くなったことになる。

一部屋に隔離するのは忍びなかったがフリーには出来ない。
ある程度慣れてくれないと、そのまま家庭内野良猫状態になってしまう。

福にとっても私にとっても辛抱の日が続いた。
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やがて、ヒメの子供たちが里親さん宅に貰われて行き、ヒメの避妊手術が終えたころ
福は家のなかフリーにした。

勿論、ヒメは未だ隔離状態。
部屋の仕切りはメッシュにしたが、最初はお互いに威嚇しあった。
そのうち慣れてきたので、部屋の入り口だけはフリーにしたが、
ヒメは人を怖がって出てこなかった。

上の写真はヒメの部屋に侵入して、ヒメのフードを食べているところ。
食いしん坊だった福は、いくらでも食べた。

間もなく、ヒメが福に鼻キスをするようになり頭を舐めてあげるようになる。
二人で家のなかを駆け回り遊んだ。
2階のリビング(当時)に来ては二人で寛いでいた。
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ヒメは誰に対しても友好的な猫
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ヒメの為に買った猫ベットに福はちゃっかり入るが、キツキツで入り切れなかった。
2匹とも触れなかったが、威嚇もしない程度に慣れたころ

9月3日にシロを預かった。
シロさんは隔離部屋に入っていただいた。

シェルターの掃除当番、譲渡会と忙しい日が続いた秋が過ぎ
年末も押し迫った頃、私は体調を崩した。
自分の世話さえきつい・・・
猫の世話はとても無理だった。

所属する団体は、福、ヒメ、シロをシェルターに戻すと言ってきた

何のために預かったか・・・。
とてもシェルターに戻す気になれなかった。

ヒメは膀胱炎で多頭の環境ではトイレ環境が悪く再発は必至だ
それに家庭に慣れた猫をシェルターの猫社会に入れたくなかった
子供を育て上げ、里親に貰われたとはいえ仔猫を取り上げられ、
痛い思いをして避妊手術を受け・・・
そんなヒメだから、絶対幸せになって欲しかった。

福も、珍しい猫種なこともあり、お声がかかって何度もトライアルしては戻されていた。
ここまで馴れて落ち着いている子を再度、慣れなかったシェルターに戻せない。
シロさんも同様だった。

幸いなことに福は元の保護主さんが面倒を見ると申し出てくれて彼女の家に移動することとなった。
その1年後、2019/11/31に虹の橋を渡った。
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可愛い福ちゃん、最後まで見てあげられなくてごめんね。


続いてブブちゃん、ボボちゃんの紹介を次回に致します。




先日購入したグローブ型のブラシ、早速使ってみました。
私は比較的大きな手なのですが、それでも緩くてブカブカでした。
使い勝手はいまいちですが、何度かやるうちにグリは気持ちが良かったのか、
グデーとなってお任せ状態。

10回ほど撫でてこの状態です。
理想には程遠いシンクロ_c0402989_20242834.jpg
さて、我が家のグリの腕白ぶりに大人猫たちはタジタジで
当分は猫団子やシンクロなど望めないと諦めていたところ
それらしき写真が撮れました。
理想には程遠いシンクロ_c0402989_20244237.jpg
理想には程遠いシンクロ_c0402989_20250023.jpg
テーブルの上下でほぼ同じ場所
向きも同じ
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ちょっと惜しい
後ろ脚が違ったね。

ニュースを見て唖然とする。
あんなに評判の悪いアベノマスクを老人施設などに8000万枚配布するとか。
安倍政権、完全に破綻している。
安倍首相は1ヶ月も記者会見に臨んでいないと言うし、
いったい日本のかじ取りは誰がやっていると言うのか。







山本寛斎さんが亡くなった。
享年76歳。

一時代を風靡したデザイナーだった。
日本人デザイナーとして世界に羽ばたいた一人でもあった。

同じように洋裁を習っても決まりきった型から出ることのなかった凡人の私とは大違い。
時には奇抜で馴染めないと思ったが、
その奇抜さの中に意外なほどの日本的エッセンスを感じる時があった。

今朝の新聞を読んで、それがどこに依拠するか分かったような気がする。

山本寛斎さんはデビット・ボウイのステージ衣装も作ったらしい。
氏がデザインしたステージ衣装のケープの背中に書かれた漢字が以下の物。

【出火吐暴威】

何と読むか・・・。
でびっとぼういーーー、いかにもロックスター、ボウイらしさを感じる当て字だ。
日本の漢字をロック界のスターに認識させ、ファンたちにかっこいいと思わせた。
日本文化をこのような形でも広めたのだ。

同じように洋裁を習っても型どおりの物を縫うだけで、
そこから抜け出すことのなかった凡人の私・・・。
憧れや興味の対象としてみていた同年代の人の訃報は寂しい。

奇しくも同日7月21日に、弘田三枝子さんも亡くなった。
デビットボウイは3年前に69歳で亡くなっているが、
弘田三枝子さんとは同じ1947年の生まれ。ウィキより。
弘田さん、享年73歳。

整形美人でダイエットで痩せた印象しか残っていない、
「人形の家」を歌った人、その後の活躍が無かったのは残念。
歌声に伸びがあって好きなタイプだったので。

僕たち猫界の永遠の音楽と言ったら、これです!!‥…‥byシロ、ヒメ、グリ

無理に入れた感、あり過ぎますね、スミマセン‥‥…
今日の二人です。

いつまでも仲良くね‥‥…









6月初めにamazonで買ったグローブ型のブラシが今頃届いた。
以前から中国やアメリカから発送される商品は1ヶ月以上かかるのはざらだった。

コロナの影響か、以前は届いた日に近い日付でカード決済されていたのに、
注文の日付でカードが落ちている。

私は習慣で届いた日に家計簿に記入していたので、微妙に合わなくなった。
カード決済を家計簿で確認すると、買った覚えのないものが引かれていたので、
amazonの購入履歴で確認する。

カードの支払い履歴だけを調べると、
商品が届いていなくても注文した日に支払いになっているので、あれッとなるわけだ。

昔は日本のamazon管理部門に入って来てから発送したのだろうか。

最近の物は直で中国からと分かる。
なぜか?
梱包が雑なのだ。
ビニール袋に入れただけ。
今日、ピンポーンとなったので出て見ると郵便配達の人がいた。
一応、印鑑を持って出ると、差し出されたのが小さな荷物。

郵便受けに入る程度だったが、町名までで番地が書いて無いと言う。
これだと、また差出人に戻るんですよと言う。
差出人は中国のなんとか・・・・・・・。

2ヶ月も待って、
また中国に戻されて、
届かないとamazonに文句を言って、
また送ってもらう?

よかったわぁ~。
日本に着いて、東京の我が家まで届いて・・・、
いや、配達の方、届けて頂いて<m(__)m>

なんて日本は親切なんでしょう(*´▽`*)
で、届いたのがこれ↓
送料込みで255円。

以前まったく同じ一対タイプ(右と左)を1000円位で買った。
その時はクロちゃんがいた時だったがお気に召さず捨ててしまった。
その後、買った手袋がシロさんに好評だったので、今回グリとヒメ用に買った。

コロナが心配なので洗濯してから使おう・・・。

6月初めに買った夏用猫ベット3点とグローブがすべて届きました。
買わなくても代用品はあるが、まぁ、気長に待たないといけないのはしんどい。
届く日を確認して注文しないといけないですね。


おばちゃん、年金生活でケチっているのに・・・
僕はこれで充分満足です。
僕の為に新しいのなんて・・・

君は満足でもヒメちゃんがあぶれているでしょ!
ヒメちゃん、かわいそうに・・・。
こちらは数日前に届いた。
早速、届いたクールベットに入る。
新しいものはチェックする我が家の点検係・・・
実際は2匹で入っても良いくらいの大きさ、でも小さく見えるね(笑)





最近、あちこちのブログで猫の開きを目にする。

年甲斐もなく張り合ってグリの開きを作って、いや撮ってみた。
ところがスマホを充電中で、手元にない。

ちょうど来ていた妹のガラケーを借りて撮ったのが下の写真だ。
1年前までは同型のガラケーを使っていたのに、使用方法をすっかり忘れている(~_~;)

ボタンを押せばいいだけにセットしてもらい撮影したが、ピンボケ・・・。
でも、雰囲気は分かるよね。
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それにしても猫の決定的瞬間を取るのは難しい。
欠伸を撮ったぁーーー、と思っても、画像はしっかりおすまし顔だったりするし
あの前脚を伸ばして腰をあげる伸びを撮ろうにも、
カシャとやった途端、普通の姿勢に戻っている。
かたくなに拒むもキャットタワーを固守する_c0402989_21075873.jpg
さてさて、昨日に続いて今日のシロさんは・・・

相変わらず、隔離部屋ではなく広いところにあるキャットタワーの足元で休んでいた。

日中は殆どお休みになっている。
晴れたり雨が降ったり変わりやすかった今日一日・・・。

昨夜のうちに干した洗濯物を片付けに2階に上がっていくとシロさんがいない!!
隔離部屋の猫ベットかな?

あれ~、いないなぁ・・・。
洗面所にもいないし、階段の上かな(屋上に出る所)
一通り探してもいない。

ふと上を見ると、キャットタワーの最上階で寝ている。
お爺ちゃんなのに・・・、まだまだ元気だ。

ガキが一番上を占領するとはけしからん。
此処はわしのシロだ、いや城だ!
かたくなに拒むもキャットタワーを固守する_c0402989_20534571.jpg
下の方から撮ったからか、シャーとされなかった。
私に気が付いても穏やかな顔・・・。
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さすがのグリも,この上にいるとは思わなかったようだ。

グリなんてガキは知らない・・・。

今日も孤高のシロさんは、我が道を行く・・・。







日中は隔離部屋から出てリビングのキャットタワーで寛いでいるシロさんです。
やはり狭いところより広いところで、尚且つ私がいるところが良いようです。

孤高のシロさんだと思っていましたが、案外人が好き・・・。
の割には時々シャーが出る(-_-;)

グリが、そんなシロさんをガラス戸越しに見るようになって、そばに行きたくて仕方がない。
入れろ―――、と要求が厳しい。

無理だろうな・・・。
試してみようかな・・・。

ドアを開けてみた。
グリは超高速でシロさんの所へーーー。

シロさん、すかさずシャーが出た。
ところが慌てたせいか、ケコケコ始めた。

グリは呆気に取られて手出しもせず、シロさんを見つめる。

こりゃ、ダメだ。
一旦グリを掴んで外に放り出した。
グリちゃん、全身で怒ったけどゴメン。

グリの姿を見ただけで隔離部屋に戻っていたのに、
このところ箱座りで悠然とグリを眺めていたので、いけるかと期待したが駄目だったね・・・。

グリちゃんや、ヒメちゃんだけで我慢だね。
シロはお爺ちゃんだから、子供と遊ぶ気はないみたいだ。

夜は上から照明が当たるのでシルエットがくっきり
何のシルエットかな?
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さて、上の画像を見て、何かわかるだろうか?

階段下から写したハンモック(落下防止用のネット)にいるグリです。

グリは活発な子で、保護数日後には215センチの高さのカップボードから飛び降りるわ、
階段の吹き抜けからは落ちて怪我するわでヒヤヒヤさせられた。

転落防止用に張った布はハンモックに様変わり。そこから身を乗り出す始末・・・。
危ないのでセーフティガードとして害獣防御用のネットを下に取り付けた。
片思いは届かない_c0402989_22231312.jpg

参考記事👇







※記録としてこの記事を書いています。

東京では明らかに感染者が増えていて、
23日夜8時時点で366人、愛知県96人、大阪104人、全国合計で初の900人越えになった。

GOTOキャンペーンは観光協会のごり押しがあって、前倒しで始まったようだ。
参加企業の登録申請も始まったばかりで審査はこれから、
東京発着は除外というのでキャンセルが多発して苦情が殺到、
キャンセルの補填を国がするとかしないとか・・・。

なんかおかしいと思う。
なにも税金を使って、ホームステイから一転、経済の為に旅行しろと言う必要があるのか。

時間もお金もある人がいる反面、コロナで職を失った人、廃業した人もいる。
経営難の病院はじめ、大変な決意で働いたのに
東京女子医大の看護婦さん400人にはボーナス出ずに退職かというニュースもあった。

まだコロナは完全に終息しておらず、第二波、第三波が来ると警鐘を鳴らす専門家は多い。

同じ税金を使うなら、まずは医療関係の支援、医療品の確保、国民への啓蒙啓発、
そしてワクチンの開発にお金を使うべきではないだろうか。

利用者には半額出して、その内7割を宿泊代に、3割をクーポン券で買い物などに使えるとか。
そこまで旅行に行ける余裕のある人に出す必要があるのかと思う。

それに国を挙げてのキャンペーンとなるとお得感に釣られたり、
国が言うのだし、あの地方は感染者が少ないから安全と勘違いしかねない。

まったく、登録企業の申請とか、審査とか、旅行代金の半額負担とか、キャンセル料の補償とか、
現地で使えるクーポンとか、いったいどこの会社が受注して、どのくらいの税金が流れるのだろう。
(間違って解釈している部分があったらお許しください)

おばちゃん、腹立てると血圧上がるよ~。
GO TOどころではない感染者増加_c0402989_21404171.jpg
。。。。。。。。。。。!








このまま夏になるのか~、とうんざりしたが梅雨に逆戻り?
朝のうちは、少し、もやっとした空気だったのに、今は涼しい。

農家さんには申し訳ないが、いましばらくは涼しい日が続いてほしい。
夏に弱い私からのわがままなお願いだ。

甘えることを覚えたシロさんが、ブラッシングをねだって朝早くから鳴いている。
猫たちは暑くなってからご飯を残すことが多くなり、
フードが皿にあるにもかかわらず、定刻には起こしに来る。
時刻は5時ちょっと前。

う~ん、起きるか!

空気を入れ換えるために窓を開放・・・。
シロさんは2階へのドアが閉まっているのが分かれば、
堂々と隔離部屋か出て来て爪とぎをしたりキャットタワーに登ったりする。

グリはガラス越しに見るだけで、入れろーーー、と以前ほどうるさくはない。
また、少しずつ一緒にしてみようか等と考える。

猫は涼しいところを捜す名人というから、
これからの夏、狭い一室にシロさんを閉じ込めてクーラーをかけるのもどうか、
自由にしてグリとの距離を上手くとって過ごしてほしいと思う。

さて、シロさんのトイレ掃除やフードを用意し、
ナデナデをして外に出て見るとグリがハンモックで私を出待ちしていた。
まあ、なんと伸び伸びと・・・。
いつもだと階段を下りる私に付いてくるのに、そのまま丸まってしまった。
先ほど行った時も私の姿を目で追っても、体勢は変えず寝ている。

実は久しぶりにシロさんの写真を撮った。

階下のヒメも寝ているので、多分シロさんも寝ているはず・・・。
こんな時でないと写真は撮れない。

予想通り、シロさん、広い場所で寛いでいた。
写真嫌いのシロさんは、スマホを向けただけなのにシャーーーーー
でも、私だと分かってか、睡魔には勝てなかったか・・・
勝手に撮ってくれ・・・、ムニャ、でした(笑)

私も、このところ忙しくてお疲れ気味、君たちと寝ようかな~。
こんな雨の日は猫達も寝ている。
やることも無く、しばし、静寂な時が流れる。

若い頃は親たちの聴く懐メロをダサい!
と決めつけたが、その時代にあって心に残った歌は、
自分の思い出と共あるからこそなのだと親の年齢になって理解できるようになった。

年を取るのも悪くない・・・。




昨日の続きになります。

クロが入院中に、担当医の情報を知るべく病院のホームページを見た。
出身学校も専門分野も書いていない、単によろしくお願いします的なコメントだけの紹介だった。

それが、数カ月過ぎた時には消えていた・・・、という事は病院を辞めた?
あれでは患者の評判はよくなかっただろうと思う。

昨日の記事では、病院の対応をこき下ろしたが、私の方にも落ち度はある。
なぜ、担当だったA医師を見かけた時に咄嗟にあいさつしなかったのか。
クロの悲鳴をあげての拒絶に応えなかったか、
入院を拒めなくても、私の意思をはっきり伝えるべきだった。

疑問に思ったら、堂々と主張すれば良かったのだ。
『なんか、猫の扱いに慣れていないように思うのですが』とか・・・。
『入院させて、この程度の改善で、今度は退院ですか』とか・・・。
おかしいと思ったことは言うべきだった。

たったあの程度の緊張の中で、私は冷静に判断できなくなっていたのだろうか・・・。
いつ何があるか分からないと常々覚悟しておかないと、こうなると言う悪い見本だ。

話を・・・、次の病院に行ったことに戻す。
退院して我が家に戻ったクロの状態は、
やや良くなったくらいの状態で健康体とは言えなかった。
また、あの病院に行くのは嫌だ。

ネットで調べ、口コミを読み、先生の詳細を調べ、
ここならと思うところに電話して理由を話し、翌日のアポを取った。
ご家族でやっている大きい病院だった。
電話に出た人は、獣医は誰でも良いですかと聞いてきたので院長をお願いした。

あらかじめ事情を説明していたので院長には詳細が伝わっていてスムーズに診察は進んだ。
血液検査とエコーを取った。
私としては膵炎検査もして、すべての結果で状態を判断して欲しいと思ったが、
膵炎検査は陽性だったという私の言う事を聞いただけだった。

ここには3日連続で通った。
注射と毎日の輸液、と飲み薬の処方。

院長の説明では膵炎は原因が解明されていない、
治療法も確立されていないので対症療法になるという事だった。

最初は丁寧な応対と説明に納得も行ったし、これで安心できると思った。
4日目に行った時のことだった。

上記のような膵炎の原因不明などはネットで調べて分かっていたが、
改めて説明を受け、場合によっては長期戦になる覚悟をした。
この頃になるとクロの症状も落ち着き、食欲もあり元に戻っていた。

ところが、これで終了とは言わなかった。
明日も来てください。
これまでの治療の結果を知りたいと言う。

そして膵炎の原因は分からず、治療法がないこと、膵炎でなく膵臓ガンの可能性も言われた。
また、不安になってきた・・・。

前の病院で、食い物にされたというトラウマが頭をもたげた。
こんなに元気になっているのに、
期間をあけて様子を見るのではなく連日なのか、それって必要?
一応質問した『まだ通うのですか』
答えは『まだ猫の膵炎はよくわかっていないのです。どの程度、効果があるのか知りたいのです』

正直な答えだった。
先生は自分の治療の結果のデータが欲しかったのだ、と私は思ってしまった。
当然と言えば当然な獣医としての本音だろう。

だが、私はまたクロがデータ収集で診られていると思った。
せめて、もう大丈夫ですが、今後の為にも、
薬の効果を確認したほうが得策ですので面倒でも来ていただけませんか、
くらいの言い方をして欲しかった。

ここの病院への支払いは5万円ほどだった。

初めて病院に行ってから1週間ほどで、20万円近い出費になるとは思わなかった。
病院への支払い+タクシー代など。
それなのに、最後の結論が対症療法しかないとは・・・。
猫の扱いも上手、説明も分かりやすい、いい先生だと思ったが、
やはり、金もうけの感じが伝わってくる。
どうして、こんなに治療を引っ張るのか?・・・

それからクロの膵炎対策はどうしたらよいか模索した。
脂肪分、タンパク分が少ない方が良さそうと知ると、そのようなフードを与えた。

この時の病院には大きな不満は無かったが、
少し遠いのと、とれるだけは取ると言う感じがして行く気がしなくなった。

そしてワクチン接種の時期が来た。

私は愛護団体に入っていたので、その会合で一緒になった獣医を頼った。
行くのに一方通行の道があり、ややこしいところにある病院だった。
距離的には近いのにタクシーで行くと高い。
それでもワクチンと、食欲不振で2度行った。

温厚で、動物全体の愛護運動を全国規模でやっている方で、
そこの理事かな?も務めている方だった。
一番最初に見て頂いた埼玉の獣医にも似て、変なお世辞や余計なことを言わない人だったし、
動物への思いには共感していたので、
ここをかかりつけにしようと思ったのだが、いくつか難点があった。

まず、行きにくい場所にあること。
駐車場から坂を結構上がる事。

雨や雪の日、自分が老いた時を考えるときついなと思った。

その頃、保護活動の関係で良くいく近くの動物病院があった。
メンバーには評判がいい、腕は確かだし安いと言う。
私も何度が行って、そこの獣医は顔見知りだった。

どうせなら、こちらの方が幾分近いし行きやすい。
こちらにクロのかかりつけを変えようか・・・、と思っていた。

そして、あの最後の日が来た。


タクシーを呼びクロを初めてこの病院に連れてきた。
いつもより状態はよくないと思っていたが、いつも回復していたので今度も大丈夫・・・。

電話をしておいたので待っていてくれた。
あ~、これでクロは楽になれるね。
注射かな、輸液かな・・・、と思っていたのだが、
初めてという事もあり血液検査をすると、結果が相当悪かった。
しきりと危ない状態ですとなんども言う。

今までかかっていたところに行ったほうが良いんじゃないですかーーー。

ここまで来て、そう言われても・・・。
とにかく診てください<m(__)m>

とりあえず点滴をすると言うので保定をし、針を通した。

待合室には二人客が来ていた。

『外に出ていてください』と言われ待合室の椅子に掛けた。
待っていた患者が呼ばれて入って行った。

この病院は獣医一人でやっている。
事務も看護師もいない。

待っている間、診察が長くて、少しイライラしてきた。
やっと終わって外の受付に医師が現れた。

あれ、いたんですか、と言われた。
『お会計が終っていないですよね』と私。
医師は『帰っていいですよ』

えっ、それならそうと言ってくれないと・・・。
クロは入院なので、お会計はすべてが終ってからという事だった。
だが、外に出てくださいでは意味が通じない。

帰る前にクロに会って行きますと言うと事務室の中のケージに案内された。
直ぐに目についたのが、点滴針の先に管がつながっていない!!
血管が細いですねと言いながら、嫌がるクロにやっと付けた点滴針・・・。
次の客を呼ぶ前に処置していなかったんだ!!

なぜ点滴を付けないんですかと聞いたら、今から付けますと平然と言った。
忘れたんだーーー。
忘れて、そのまま二人も患者を診るのに時間を費やした。

朝の9時前に行って、クロを置いて病院を出たのが11時だった。
針を刺したときから1時間半はたっている、その時点滴をしていたらどうだったのか?

何をしているんだといって始まる話ではない。
その場で点滴をつないでもらった。

点滴を付けたクロを残して帰宅した。
クロちゃん、これで楽になるね・・・。
そう思っていた。

とんでも無かった。
夜の8時頃電話があった。

状態が良くないので来てくれと。
急ぎ甥に電話してくるように依頼、タクシーを呼んで病院に向かった。
帰りはタクシーを呼ぶにも時間がかかるし、万一のことを考えていたのかもしれない。

見るも変わり果てたクロの姿がそこにあった。
瞬時に、事実を受け入れざるを得ない状況・・・。

甥が病院に到着するまでの数十分を待たせてもらい、用意してきたバスタオルに包み帰った。
そして最後を、慣れ親しんだ家で迎えた。

クロの最期の様子を書いた記事です。
この記事ではあからさまな表現は遠慮しましたが、
その時から現在まで不信感は消えていません。
ミスがあったのでは…、たとえ助からなかったとしても。

この先生に対する思いは複雑です。
愛想が無いのは良いとしても説明下手はどうしようもなく、こちらからフォローする始末。
譲渡した方にも、いい病院ですよと紹介したのですが、はたしていい獣医なのかは?です。
機会があったら、里親さんとも話さないといけないかもしれません。
↑ここに書いてある獣医です。ブルー文字の所。

充分長生きしたとしても、簡単に愛猫の死を受け入れられるほど人の心は強くありません。
ましてや予想もしなかった死に向き合った時・・・。

少しでも参考になれば幸いです。
愚かともいえるドクターショッピングを何故してしまったか、
飼い主の立場で、そして獣医師の立場で考えて欲しいと思います。
たくさんの方からいただいたコメント、心に響きました。
ありがとうございました。

現在行っている病院は、今のところ満足しています。
お互いの信頼関係を築くことが、愛猫にとって大切なことと心して付き合っていくつもりです。







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