今を生きる~猫と共に

感謝を込めて、このブログを亡きクロに捧げます

2020年06月

お天気が悪いと洗濯も庭仕事も出来ないので余裕のはずだが・・・。
給湯機の交換やら、急ぎの用事があってバタバタしていたせいか、一気に疲れが出た。
遊ぼ~、と五月蠅かったグリが珍しく隣の椅子でうたた寝している。
つられて昼寝をしたら、なんと5時までぐっすり・・・
2時から、5時まで・・・、うへぇ―――、3時間も寝てしまった。

お外猫のブブが気になって何度も見たが、本格的に降りはじまる前に3回来たきり・・・。
3回目の時は、結構降っていた。
いつも食べる玄関前も濡れていてかわいそうなほどだった。

風も強かったから早めに何度も来たのかな・・・。

家のなかで暮らすシロさんや、ヒメ、グリと比べても仕方ないことだが、つい、気になってしまう。

野良猫のことを書きたいと思いながら、時間がないので、
今までかかわった猫たちの一部を簡単に書いてみたい。


歴代の庭猫達
ノンちゃん
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ノンちゃん、次にあげるロンちゃん、ボボちゃんは兄弟もしくは血縁関係にあると思われた。
ノンは人懐こい子で、鳴いてご飯をねだった。

お腹がすくと、我が庭にやって来て「ごはん~」と鳴く。
ある日、お隣の奥さんが言った。
「お宅によく猫が来るね、室外機の上に糞をしていくんだよ!」

明らかに嫌っている様子・・・。
TNRのことは話していたが理解できない様子だった。


ごめんね~、猫を見たら水でもぶっかけてね。
ウンチは片付けるから言ってね~。
と言って置いた。

普段、庭に出たミョウガやフキなどくれたり、付き合いは良好だったが虫の居所が悪かったか。
お隣さんとの関係悪化は避けたい。

ノンが来て鳴いても無視をした。
辛かった。
暫くすると姿を見せなくなった。




ロン君
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ロン君の写真は捕獲機に入ったものしかない。
ボボだとばかり思ったら、ロン君が入っていたという経緯がある。

ロンは長男だろうか?
ノンが食べていると側で、ノンが食べ終わるまで見ていた。
ノンの食べ残しを少し口につけて去っていくほど、穏やかな性格。



ボボ君
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家のなかから撮影。
この子だけは用意した水を飲むので、常に新しい水に交換した。
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ボボは1匹狼的性格なのか、他の猫を蹴散らして、ご飯にありついた。
お皿をすぐに置かないと手で叩き落すほどの気性の荒さ。

気性が激しいのに、我が家が気に入り一日中入り浸っていた時期がある。
朝昼晩と食べ庭で寛ぎ、おやつを請求し、まるで家猫状態であった。


ボボは捕獲しようと何度も試みたが入らなかった賢い猫だ。
約1年ほど試みただろうか。

縄張りが広く、時々場所を変えているようだった。

来たり、しばらく来なかったりがあって・・・。

夏の暑い日に現れた時は、ボロボロで痩せこけた状態だった。
今年の夏が最後か・・・。

そんな気がして、ボボに食事を与え、好きなように庭で休ませた。
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ボボは強い子だった。
夏を乗り切り冬を迎え、体格も元に戻り、
やはり去勢手術をしないとまずいかなと思っていた頃・・・


ブブが1年8ヶ月振りに戻ってきたのだ!


ブブ
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2017年3月頃に現れた。
身体はガリガリで、異様に顔だけが大きかった。
それほど痩せていたということか。

これ以外にも5匹ほどいたのだが我が庭にはいつかなかった。


ブブが戻ってから、ボボは1回だけ食べに来ただけで姿を消した。
テリトリーの広い子だから、どこかで生きていると思いたい。


この地に来て、外猫としてノン、ロン、ボボを見た時は、綺麗な猫だった。
外飼いの飼い猫だろうか?

ご近所に聞いても、○○さんの所かも・・・、とはっきりしない。
東京近郊は、昔、農村だったところで、今でも猫を外に出す人が多い。

この中で、テリトリーから追い出されて、ご飯にありつけずに衰弱していたのはブブだけだ。
他猫と遭遇すると逃げるのは決まってブブだったから、優しい猫なのだろう

ブブだって、野良から生まれた生粋の野良か、捨て猫かは分からない。


先代のクロが脱走した時、どうか優しい人に保護されていて、と祈った。
超ビビリのクロは、隠れるか、必死に威嚇して、可愛くない猫だと思われるタイプ。

野良を見ると、捨て猫だろうか、迷い猫だろうか・・・、
仔猫の時に人に出会って飼われていれば等と、つい思ってしまうのだ。



簡単にと思いながら、グダグダと書いてしまった。
この問題、もう少し掘り下げて書いていきたいと思います。







5月3日に植えたナスです。
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5月21日初めての茄子にしては上出来^^_c0402989_22481142.jpg
5月28日
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6月1日
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6月26日
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6月28日
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苗を植えてからこれまでに18個収穫できました。

生姜焼きにしたり
茄子味噌炒めにしたり
浅漬けにしたり

そうそう、ふ~ちゃん改めミミちゃんのお母さんにも差し上げました。

毎週来てくれる、妹にもお裾分け。



たまには手抜きもいいんじゃないとヒメが言ってくれたので簡単更新です。
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毎日がまったりです^^-byヒメ






うちのシロさんは診察の結果、結石ができやすいという事と、
腎臓病予防のために療法食を勧められた。

最初に病院で購入したものは、ロイヤルカナンPHコントロール2と言うもの。
但し、これは好みに合わなかったようで、あまり食べてくれなかった。
何を食べていたのか、何だったら食べるか、
効果のほども、前のことが分からないので比較もできなかった。

ここでシロさんが我が家に来た経緯を少し・・・。
わが家に来る前の1週間は保護施設に預けられていた。
入る前に一応健康診断をして、その際に療法食を勧められたらしい。

施設に入った1週間後は私のそうじ当番日。
行ってみると、療法食を与えるのに、
ケージのドアは開けっぱなしで、他の猫が侵入してシロのフードを食べていた。

今だからわかる、猫嫌い人嫌いのシロさん・・・。
ストレスで過剰グルーミングし、背中の半分ほどの毛が薄くなっていた。
1週間分の記録を見ると、フードを食べないとか、排泄が無いとかの記録が目に付いた。
シロには不味い環境だと思い、
我が家に、獣医に処方されたフードと共にやって来て今に至っている。

シロには病院で買った療法食を引き続き与えたが、このフード、あまり好みではなかった。
それでも出されたものを食べるしかない。

わが家に来て2ヶ月が経った11月、寒かろうと1階の隔離部屋から日当たりのよい2階に移した。
シロを最初に入れた部屋は予備室的な所で、日当たりが悪く冬は底冷えが酷い。
窓は曇りガラスで外も見えない。
特別な療法食_c0402989_12380231.jpg
ごろんとお腹を見せるまでになっていた、1階にいたころのシロさんです。
同じ家の2階に移すだけで、逆戻りしてしまいました。
環境の変化に弱いと言う一例です。

そう言えばヒメも、子育て後、1階の部屋から、
同フロアの別部屋に移動しただけでパニックになりました。




勘のいい子で、少しでも異変を感じると素早く身をかわす。
とても捕まえて移動など出来なかった。
そこで、ケージに入ったまま階段をのぼって2階へーーー。
それがよほど怖かったのだろう。
きいたことも無い悲鳴を上げ続けて抗議された。

それが原因か、やっと慣れたと思ったシロは、また人間不信に陥り、私にも威嚇するようになった。
まもなく、尿が出なくなって私はあわてた。
完全に、部屋の移動がストレスになっている・・・。
ヒメの時と同じように、トイレに入っても尿は無し。
本人は苦しいのか、砂を掻きだしながら、何度もトイレに入る・・・。


その凄まじいこと。容器の八割がたの砂を掻きだす勢いだから、
部屋中砂だらけ、真っ白な状態になった。
本当に真っ白・・・(~_~;)

こちらも泣きたかったが、シロの苦しいのは多分想像以上だ、あの砂を見れば・・・。
急ぎ、手持ちの抗生剤を与え、ネットで調べ、
ロイカナのPHコントロールゼロが良さそうだったので、
翌日届いたゼロを与えたところ、3日目頃からは正常になったという事がありました。

保護施設のような多頭飼育の環境だと他の猫が食べてしまい、
この手の管理は難しいという事と、フリーになってからのシロとヒメのフードの与え方は
ひと工夫がいったということを書いてみたい。

まず、多頭で世話を受ける施設では、
よほど人手があってスペースに余裕がないと個別管理は出来ない。

※↑クリックで引用先の記事が読めます。




わが家の場合ーーー。

シロが2階の生活に慣れ、ヒメとの相性も確認後、同じ部屋で食事を与えることにした。
シロは床で、ヒメはカウンターの上で・・・。

シロは高齢なので90センチの高さは、そうそう自分からは載らない。
それを見越して、ヒメの食事場所をカウンターの上にした。

だが・・・。
3ヶ月ほどしたら、ヒメが食べ残したシロの分を食べるようになり、
シロは段差をうまく使ってカウンターのヒメのご飯を食べるようになった。
ロイヤルカナンPHコントロールゼロは、
予防的効果もあるのでヒメに食べさせても問題は無いようだが、
ヒメは避妊後のペッツプランだった。
シロが食べても問題ないが、シロの尿ケアには効果が薄すぎる。
やはりPHゼロを食べないといけない。

ゼロは塩分が多めで、水を飲ませることで結石を防ぐらしい。
塩分が多いという事は害もあるのでは?
予防効果があると言っても、ヒメにはあまり食べて欲しくなかった。

そこで、ヒメの皿の下の方にPHゼロを入れ、上はペッツプランにして、
残った分はどちらが食べても良い状態にした。

なんで、他の子のものを食うかね^^
隣の芝は美味く見えるのか?

ちなみにロイヤルカナンPHコントロールゼロの効果は抜群で、
フードの切り替え後シロさんの体調は良好です。

オシッコの状態が良くなるまでは、ウラジロンなどのサプリも使いましたが、
今では便秘対策で乳酸菌サプリのみになり楽になりました。


※フードやサプリ、病院なども時には必要かもしれませんが、
ナデナデやブラッシングなど、飼い主に馴れストレスのない今の状態の方が、
薬や医療よりも効果があるのかもしれないと思うこの頃です。
15歳でいきなり環境が変わり、居場所も何度か変更、世話する人も変わりで、
それらがかなりのストレスになったかと思うと・・・、
これからは穏やかに過ごしてほしいと思います。

習慣でPHゼロと言ってますが、今はユリナリー0に変わりました。
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例の猫を保護するのに大変だった奥様・・・。
猫ちゃんの家のなかの様子をスマホで見せて下さった。

すごくかわいい~。
それに顔がシュッとした感じで、ノルウェイジャンフォレスト系の容貌、
貴婦人のような雰囲気が漂う美猫。

お~~~、これがあの猫ちゃん?

毛がボサボサで、目が小さくて、狸みたいと言ってたし、私もそう思っていた。
変われば変わるものだーーー。

その写真、私の携帯に送れる?聞いたら、やり方が分からないと言う。
奥様に代わって人の携帯を操作する技量は私にはない。

もう逃げることも無いだろうから、撮影のチャンスはあるだろうが、
あの美しさをここに載せられないのが残念だ。

ついでに、名前は「ふ~ちゃん」に決定したと思っていたのに改名したらしい。
どなたの意見か知らぬが、おかしい名前だという事で「ミミちゃん」にしたらしい。
まあ、どちらでもお好きなほうに^^
奥様や、あのお宅の雰囲気にはミミちゃんの方が似つかわしいか・・・(笑)

6月16日から始まった保護騒動・・・。実際は15日には庭に来ていた。

そして20日に無事、保護するまでの6日間、「ふ~ちゃん」と呼んでいた。



私なんて、最初に呼んだ「クロ」という名前に愛着がわいて変えられなかったが、
人って様々だと思った次第。

先代猫、クロちゃんは拾った時から目やにが酷く、
病院は家とは逆方向で1㌔先、とりあえず家まで連れて帰り、
何もないので、あたふたと買いに走った。翌日、自転車で病院へーーー。

あまりの小ささに看護士連中が、「うわぁ~、ちいちゃい、かわいい~」を連発する。

診察が終わり、会計になって、診察カードを作る時に聞かれた。
猫ちゃんのお名前は?

そこで、まだ名前を付けていなかったことに気が付く。
今なら、悠然と、まだ決めてないんですよと答えるが、
その時は、何もかもが準備不足で余裕が無かったのだろう。

とっさに考えて『クロ』です!!
それ以来、クロちゃんになってしまった。

何度か、しゃれた名前に変えようと悪あがきした。
くーちゃん、クロウ、ブラッキー・・・

でも、クロと呼ぶと答えるクロちゃんに、
違う呼びかけが出来なくなって、結果、名前はクロに落ち着いた。

平凡な名前でも、何度か呼ぶうちに愛着が湧くんではないの、
という平凡な名前を付けた飼い主の感想でした。


平凡な名前を付けられたクロちゃんは、
虹の橋のたもとから飼い主を眺めて何を思っているのでしょう。
おかしいと言われて~、あっさり変えるものか!_c0402989_22285347.jpg
本当に小さい子でした^^






本題に入る前に・・・。

今朝の三者三様。
最長老のシロさん。
わが家のトイレ事情ー猫用です^^_c0402989_07511278.jpg
最近はここがお気に入りです。
スマホを向けたらシャーと言われました(~_~;)
寝込みを襲ってゴメンね・・・。

今朝は良いウンチでした。
よかった、よかった。

わが家の紅一点、ヒメちゃん。わが家のトイレ事情ー猫用です^^_c0402989_07512337.jpg
ここを指定席に決めたようです。
私のベット・・・、一緒に寝てくれないのに・・・。
寝る前にコロコロしないと、毛だらけになります。
と言うのは最近気が付いたことで、
あまりの眠気ゆえベットで昼寝した時、黒のTシャツが毛だらけになりました。

ここまでは大人組・・・。

わが家の最若手は、毎朝の日課として、お外を飛んでる鳥さんの見張りに余念がありません。
わが家のトイレ事情ー猫用です^^_c0402989_07513896.jpg
2階のキャットタワーの最上階から~。
どうやら、このままお昼ご飯までお休みになるような・・・。


さて今日の本題です。

わが家には猫3匹に対して、猫トイレ5個あります。
通常、猫の頭数+1が理想と言われています。
なぜ5個も置いているか・・・、それは、5個あるからですーーー、と言うのは冗談(笑)

話はヒメの膀胱炎にさかのぼります。
ヒメの子育てが終わり、仔猫さんたちが里親さん宅に無事、巣立って行きました。わが家のトイレ事情ー猫用です^^_c0402989_08093675.jpg
ヒメの子供たち―甥がスマホで撮ってくれた。画像の綺麗さに驚き、
ガラケーが壊れた後にスマホに変えるきっかけになった。4匹ともに同じような色柄で見分けがつかなかった。


段階を踏んで家のなかや先住の福さんに慣れさせるためと、
日当たり、風通しの良い部屋に変えてあげたくて、今までの部屋を移動する。

入り口はメッシュワイヤーで区切り、福との相性を確かめること2ヶ月あまり。
大丈夫そうとの手ごたえを感じて、家のなかフリーにしたのだが、
このあたりから問題があったようだ。

お盆で家族が集まった時、ヒメも福も慣れていないこともあり、
2階の人気のないところに身を隠していた。
やがて大勢の人も帰り、いつもの静かさに戻った。

ヒメの様子が変だった。
トイレを使った痕跡があるのに、オシッコの固まりが無い。

あれ、トイレに、また入っている、砂掻きもしているーーー。
だが、行ってみるとオシッコは無かった。

短くキャキャっと鳴きながら、何度も繰り返していた。
これはおかしいと思った。

下二つは、その時の記事です。
ヒメの膀胱炎は抗生剤とフードで改善しましたが、
3日間ほど排尿の障害があり、血尿も出たので心配しました。

病院に連れて行けない元野良猫のヒメです。
話だけで獣医は薬を出してくれましたが、今後、診察の必要な時が来るかもしれません。
出来るだけ健康を維持するためにはいい加減にできないと思ったこと、
それは食べるものと、環境、つまり猫が快適と思う状態を維持することでした。
ストレスをかけないトイレ事情、接し方、居場所作り等々・・・。


獣医は言いました。
トイレが汚いと、猫は使わない時があって膀胱炎とか起こすんですよ~。
えっ、そんなこと無いですよ、私は綺麗にしてます!!
綺麗にしているつもりだったが、万全ではなかったと気が付きました。

家族が来ている間、1回もトイレ掃除をしていなかった。
現にすべてのトイレが汚れて、砂が周りに散っていた。
そうか・・・、猫って野良だったら、常に真新しい場所で排泄するんだよね・・・、
決まりきったトイレ使用を強要しているのは人間の都合だ。
いくら綺麗にしていても完全ではないと思った。

ヒメは自分の膀胱炎と言う代償で、人間の愚かさを教えたのだと思った。

それからは、1階に2個、2階に2個の猫トイレを設置している。
シロだけは隔離しているのでシロの部屋は1個だけ。
ただし、掃除やお世話の時は開放しているので、間に合っているようだ。

お天気さえよければ天日干しをするので、半数ずつ入れ替えて干している。
汚れたなと思えば、砂を出して容器を洗い、砂は干して戻す。
よく総入れ替えを薦める記事もあるが、今の所、このやり方で猫たちは満足している。
その証拠は、天日干しをしたトイレから使用している。
わが家のトイレ事情ー猫用です^^_c0402989_07515167.jpg
オープン型を使う理由。
匂いが籠る。
蓋つきと比べると、オープン型の方を使う。
砂が飛び散るのは、猫の性格的な差が大きい。
トイレが汚れている時は砂が飛び散っている時が多い・・・。
いろいろと試行錯誤の末、自分なりにたどり着いた考えです。


この後、ヒメをフリーにしたために起きたこと。
雄猫は縄張り意識が強いためか、猫ベットもトイレも、次々と占領するようだ。
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在りし日の福ちゃん、ヒメのベットに無理に入る。

福ちゃんは自分の排せつ物を隠さない。

暫くすると、ヒメはカーペットや、布団などの上に排尿するようになった。
その時はシステムトイレが良いと聞き導入したが、気に入らずに使わなくなってしまった。

布団への排尿は続いた。
干しても乾かず、臭いもたち込める。
捨てても良い物を置いて対応したが、
季節が変わり布団をかたづけたら、いつの間にか収まっていた。

多分、トイレが汚れていて、代わりにやわらかいところにお尻を落としたら
気持ちが良かったので、布団の上の排尿が習慣化したのだろう。

よく聞く事だが、猫は自分の匂いの付いたところで排尿すると言うが、
同じところを使うと言うより、場所をずらしながら使って行ったようで、
布団のいたるところシミだらけだった。


以上のことから、猫トイレの掃除はお天気さえよければ毎日している。
但し、これも家にいるからこそできる事、読まれた方は参考程度に・・・。

(注)布団は、炬燵の敷き、かけ布団です。








この季節、猫達の抜け毛で、毎日のように掃除を・・・、
イイエ、目立つところだけチャチャッとやっています。
玄関マットの上はお気に入りの場所らしく、すぐに汚らしい色に変色する。
汚れているのではなく、猫毛できたなく見えるだけなのだが・・・。

抜け毛取りで擦るとゴッソリ・・・、なんと一日で、この量になる。
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シロはブッシング大好きなので、毎日しているが、それでも抜けて床を舞っている。
ヒメは触れず、当然ブラッシングなどお許しにならない。

さて、グリは・・・
まだブラッシングの快感を知らず、ブラシを当てると逃げてしまう。
よって、至るところ毛だらけになる。

出窓の猫用座布団の上も、猫鍋のなかも毛だらけ・・・。
そこに気持ちよさそうに二人で休んでいた。
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なんとなくグリの目つきが怪しげな様子・・・。
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うん、僕、何もしてないよ・・・。
ゴロン、ゴロンーーー
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ヒメちゃんのお尻に顔をつけて寝てしまいました~♪


この距離だと、必ずヒメに絡んでいたのに・・・。
眠気に勝てなかったの?








譲渡する予定だったグリ・・・。

保護してすぐに行った病院は臨時休業だったので、
帰宅後、あまり間をおかずに次の病院へーーー。
涼しい日が続いたのに一転、真夏日となった中、2軒も病院をはしごさせてしまった。

帰ってから、水とフードをあげたら完食、とにかく食べる勢いが凄い。
あまり食べすぎても下痢をするのでセーブしたが、様子を見て少量を追加する。
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正面から撮ると痩せて見えないが、上からは、この通り。
炎天下の移動で脱水をしている可能性を考えて、水にごく少量のスポーツドリンクを入れた。
フードも、ウエットとカリカリを置き、先にウエットをたべさせた。食べているのがウエット。
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さまよっている期間は分からなかったが、
急にたくさん食べると下痢をすることが多い、また環境が変わっても下痢をする。
いずれにしても、ある程度要求を満たす食事を与え、遊びたければ付き合い、
寝たいだけ寝せて置くつもりだったが、寝ることは無かったような気がする。

とにかく分離不安の強い子だった。
寝るのは、泣きつかれて寝た程度、それでも、ちょっとした音で起きてしまう。

あんなに保護の時にシャーシャーしていたのに、
家に入れた途端べったりで片時も私を離してくれなかった。
長い時間さまよって、空腹に耐え、大きな危険なものには健気にも威嚇していたのか・・・。

仔猫の分離不安はよく見られることだが、こんなに激しいのは初めての経験だった。
夜、私が寝ている時も、私の周りをぐるぐる回って鳴き続ける。

あまりにうるさくて眠れないので、グリを私の寝室に閉じ込め、
私は2階の和室に布団を敷いて寝た。
ドアを閉めれば鳴き声は聞こえない。かわいそうだが仕方がなかった。

譲渡できない訳ーーその1
保護した翌日、思ったより慣れて抱っこも出来るし、
爪切りに慣れさせよと爪を出したら、切ってある!!
もう、吃驚!!
すっかり野良だと思っていたのに、野良は爪切りなどしてない!!

迷い猫だったら、飼い主さんは必死に探しているはずだ。
私もクロが脱走したとき必死だった。

グリが脱走猫、迷い猫だったら・・・、とにかく警察、保健所、保護団体などに連絡を入れた。

譲渡できない訳―その2
そうこうした生活が続く中、事故が起きた。
階段の吹き抜けから落ちてしまった。 ←書くのが面倒なので読んでください<m(__)m>

下痢の通院が終ったら、落下事故で通院・・・。
迷い猫の届け出は無いと保健所からは連絡が来たが、警察も届け出はないと言うし、
保護団体も譲渡した猫の迷い猫は出ていないようだし・・・。

保護した時にすでに4カ月齢くらいだったので、去勢手術の時期も迫ってきた。
飼い主の現れる可能性は低かった。
捨て猫かもしれないな~、あんなに夜鳴きが酷いと・・・。噛み癖もひどいし・・・。


譲渡できない訳―まとめ
飼い主がいる可能性・・・
分離不安が強くて夜鳴きが続く・・・
階段からの落下・・・
軟便よりひどい下痢が続いた・・・

これらのことが複層的に重なり、譲渡を伸ばしている内に、
大変な子ほどかわいいと、すっかり情が移ってしまったというのが真相です。

保護から間もなく1年です。
相変わらず、その腕白ぶりに手を焼いています。
でも夜鳴きも無くなり夜はぐっすり寝ているようです。
一人寝も出来るようになりました。
朝は目覚まし代わりに起こしに来ます。

まぁ、遊ぼースイッチだけは頻繁に入るようで、
付き合うのはしんどいですがモデル撮影には事欠きません。

今日のグリです。
常に私を監視しています。
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                おばちゃん、何してんの~。









お騒がせした猫ちゃんの保護を無事終了し・・・、昨夕、ご主人様が見えました。
嬉しそうに、にこにこしていました。
手には何やら袋がーーー
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自宅にあったストックのフードを差し上げただけなのに、
なんと、おまけ付きで返していただきました。

「お宅だって、猫が3匹もいたんじゃ大変でしょう~」って、気遣ってくださって、すみません。
そのまま食べて頂いて良かったのに・・・。
有難くいただいて、保護仲間にお裾分けすることにしました。


なんか、ご主人様、とても嬉しそうで、久々の猫にすっかりハートを鷲掴みされた様子で、
まぁ、いろんなことが杞憂に終わって良かったです。

抱き上げた時の引っ掻き傷まで見せていただきました。

暫くは消えないと思いますが、それもいい思い出です。
大切に可愛がってあげてください。


ほんとうに嬉しそうに帰って行かれた・・・。
はっきりと、飼うと決めた意思が、全身から伝わってきて、そこに迷いは感じられなかった。

よかったね、ふぅちゃん。
晴れて○○さんちの子になったね。

              狸みたいなのよと言ってた奥様・・・。
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さて、今日は我が家の猫の様子を・・・。
ブブちゃんの食事を見つめるヒメちゃんのシルエット、なんか絵になるなぁ、と思って・・・。
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アマゾンの段ボール、まだ処分できません。
毎日ヒメとグリの争奪戦が始まります。
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仕方なく、グリには別の容器を出して・・・。
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久々に我が家の猫を_c0402989_16194810.jpg
あれ、何時のまにグリが奪ったの?

この後、ヒメがグリを舐めたり、グリに舐めて貰ったりの動画を入れる予定でしたが駄目でした。
エキサイトでトラブルがあるようですが、まだ回復していませんね。
どこかで貼ろうと思います。

段ボールは早い者勝ちで入っています。
五分五分の勝負です。









続きです。
保護から、病院行きまでを綴ります。

野良猫でも小さい部類に入る猫だったから、自力で生きていくには困難だろうと判断した。
物置の上で鳴いているさまは弱々しかったし・・・。

まずは捕獲に必要な、ケージ、キャリー、洗濯ネット、バスタオル、皮手袋、
おびき寄せるための餌(フード)、エサ皿を準備。

ケージは普段使っていなかったので折りたたんだまま玄関に出した。
同様にすぐには使わない洗濯ネットも玄関へ。

キャリーに追い込むつもりで、キャリーとフードと皿、タオルケット、
そして引っ掛かれ防止用の皮手袋を捕獲場所に準備。

これらの準備の前に、フードを10粒位出したら、
私が消えるのを見てから、あっという間に食べて逃げ去った。
いるうちはフードを食べに来ないのを確認、とても手で摑まえるのは無理と判断した。

2回目のフードの時はキャリーに仕掛けたが、私がそばにいたら寄ってこない。
姿を消すと、入って食べていた。
だが、もう少しと言うところで脱兎のごとく逃げだした。
何度も繰り返すうちにお腹が満ちれば、餌でおびき寄せられなくなる。

方法を変えることにした。
多分ケージでも失敗しそうだったので捕獲機を使うことにした。
捕獲機に細工をしてフードを置き、静かな所に置いた。

もうほとんど時間もかからず捕獲できた。
仔猫なのに大暴れだった。
猫を保護したらすること―グリの場合_c0402989_15172842.jpg
取っ手を持った時も、暴れ具合が直に伝わってくる。
玄関の中に入れ、さて、どのように洗濯ネットにうつそうか考えた。

少しくらい傾けても出てこない。
乱暴だが、捕獲機の出口に洗濯ネットをセットして、
捕獲機を逆さにしてグリを落とすことにした。
当然凄い抵抗で、捕獲機のなかで暴れまくっている。
ネットの隙間から逃げられたら捕まらないだろうな。

隙間が出来ないように細心の注意を払って、グリをずり落ちさせた。

よし、成功!!
無事、ネットの中に納まった。
ふぅ~。

当然暴れ続けるだろうと思っていたが・・・。
なんと、ネットごと私の膝に抱いたら、ぴたっと大人しくなったではないか。
呆気にとられた。
あの騒ぎは何だったという感じだった。

それでも、手を緩めずに、オシッコ対策にペットシートを敷き、
その上にバスタオルを敷いたキャリーに押し込んだ。
とりあえずは病院だ。

蚤ダニの駆除、感染病検査は最低限しないと、
先住猫がいるので家のなかに入れられないし、本人の為にも必要なことだ。

今回のキャリーは布製の黒いショッピングバックを使用
(クロの時も小さかったのでこれで対応した)
ハードケースだと自転車のカゴに入らない、
ショッピングバックは上部が網になっていて風通しも良く、かごにも収まる。
念のためバスタオルを余分に1枚持った。

さて、病院に出発ーーー。
坂を上がって、坂を下って、ランラン、ララ~ン、・・・、とはいきません。
電動アシストじゃない普通の自転車、上がり坂は押して行き、下りで乗って、やっと着きました。
10分くらいかな。

付いたら、病院はお休みだったーーー。
そんなあ・・・、ホームページで調べてきたのに~~~。

文句を言っても相手には聞こえず、仕方なく、来た道を引き返す。
行きの下りは、反対ののぼりになると長い。
涼しい日が続いた数日前と打って変わってギラギラ太陽、日陰無し。

余分に持って出たタオルをグリの上にかぶせ日差しをよけたが、
外にいてご飯も満足に、水も飲んでないんじゃないかと、
脱水しちゃうんじゃないかと気が気ではない。

ケチって自転車できたことを後悔した。
タクシーの待ち時間を考えての自転車だったが、歩く(自転車を押す)しかない。

やっと家にたどり着き、水を飲んで、子猫ちゃんを家で休ませ、次の病院に向かった。
ここは、先ほどよりも遠いが道は平たんで自転車道があるところ、時間的には早く行ける。
タクシーを呼んで行くより早い。

この病院はクロがお世話になった所。
野良ですと言ったら、先生はバスタオルやら大袈裟に用意して、何やらビビっている様子。
先生と看護師とで、あっちを抑えて、こっちを抑えてと緊張している。

ところが診察台に載せて、ファスナーを少しだけ開けて診察を始めても、
大人しくしていて威嚇も爪も出さない。
先生も拍子抜けして「いい子ですね~」なんてお世辞を言う始末。

でもそのくらい良い子で、豹変ぶりには私自身も驚いた。
家に帰ったのは12時頃だったか、
8時頃から捕獲を始めたから、4時間ほどの騒動だったことになる。
真夏日のような陽気のなかでの通院は疲れた・・・。
グリにも辛かったのではないかと気を揉んだ。

家に帰って、すぐにケージを組み立ててお入り願った。
猫を保護したらすること―グリの場合_c0402989_15181182.jpg
参考ー体重2260g、獣医の見立てでは6ヶ月、私は4カ月半くらいと見た。
6ヶ月のクロと比較すると小さい感じがした。
猫を保護したらすること―グリの場合_c0402989_15183214.jpg
フードも水もよく飲んだ。
手前、フードのお皿は空っぽ・・・。

野良だとトイレをしつけてから出さないと、粗相の原因になるので、最初はケージ飼いをする。
これは3段ケージなので、下にトイレを置き、次は食堂、上が寝床になる。

ところが・・・。

グリは大人しく入っていなかった。
食事の出し入れ時にするりと外に出てしまう。
食べている時は大人しいが、終わると、出せ―――、とうるさい。
当日のうちに出してしまった。


次は、譲渡する予定が狂った経緯を書きます。
下痢が続いたこと、階段の吹き抜けからの落下事故、
何よりも飼い猫だった証の爪切りがしてあったこと等々・・・。

参考元記事







最初に・・・。
コメントを下さった方の内、数名の方に返信をしていないことに気づきました。
エキサイトブログのシステムにまだ完全に馴染んでいなくて、申し訳ないことをしました。
お名前はあげませんが、いただいたコメントすべて有難く拝読いたしました。
親身に心配してくださって、とても心強く思いました。
あらためてお礼申し上げます。

さて、あちらの奥様の優柔不断ぶりに振り廻された感のある、
今回の猫の保護でしたが、迷うにはそれなりの理由が有ることは重々承知していました。

そういう私も、コロナ自粛のせいか、実のところは普段の生活と変わるところはないと
たかを括っていたのに、エコノミー症候群のような兆候があり、正直、不味いと思っていました。

腰からふくらはぎにかけて普段と違う痛み・・・。
普通に歩くのも、ベットから立ち上がるのも一苦労。
猫トイレや猫の飲み水の交換に屈むのも膝をつくのも痛く、湿布薬や痛み止めでごまかしながら、
2週間近くをやり過ごしていました。

ネットで症状を調べ、これかなと言うのにたどり着きましたが、
コロナが怖くて通院を渋っていました。
血栓が肺や心臓に飛ぶと危ない・・・、それを恐れながらも、
コロナ感染の方が怖くて(のどや気管支が弱いので…、やはりコロナの方が怖い)

血栓性静脈炎について
自分がこんな状態だし、シロの隔離などもあり、余裕がない・・・。
強く言って、私が保護できれば良かったが、とても保護するとは言えない。

飼い猫だった可能性があるなら、急ぎ保護して確認しなければいけないし、
そうは言っても捨てられた猫だったら、私が抱え込むことになる・・・。

正直、経済的にも月12万円の年金収入では、これ以上はきつい。
飼う気だったら飼えるが、あくまでもその状況に遭遇した場合に限られる。
共倒れになったり、最悪、猫を残すことだけは避けると言うのは譲れない一線だった。


グリを飼うことに決めたのも、やむに已まれずだった。


シロは16歳、ヒメが7歳。
ヒメは、まだ遊びたいようだがシロは時々鬱陶しがっていた。
ヒメの相手がいたほうが良いかなと思っていたが、
お金のこと、体力が衰えるこれからを考えると決心はつかなかった。

TNRは必要だったらするつもりなので、余力は残しておきたい。
金銭的、捕獲して病院に連れて行くまでの場所、猫の世話にかかる時間など・・・。

ご存じかも知れないが、野良猫を捕まえて、避妊手術をし、元の場所に返す。
そうすることで一代限りの生を全うすることになり、
カラスの餌食や育たない子が生まれることを制御でき、野良猫の増加を防げる。
手術した猫の耳にはV字のカットを入れて、その形が桜の花びらに見えることから、
サクラ猫と呼ばれる。我が家に来るブブはサクラ猫である


当初、グリは譲渡するつもりだった。
グリの20年後は見てあげられないかもしれない・・・、
途中で飼い主が変わるのは猫にとって不幸だと、シロを見ていて思うから、
とにかく譲渡の方向で名前も決めなかった。

グリの捕獲の様子と、病院行、その後の数日の様子などは明日アップします。
クロとは別の苦労がありました~。



追記
私は小さい時は虚弱体質で、この子は育たないと医者に言われたそうです。
若い頃はモヤシみたいに痩せていたし、風邪は引きやすいし、
いつも貧血、大病で手術から復帰後は体質改善に励み逆に肥満気味の現在、
この年齢までくれば充分生きたとはいえ、猫の為には元気で長生きしないといけない。

猫に対する責任と言うのは常に頭にあって、
私が伺うブログでも倒れたとか、ご主人の具合が悪いなんて聞くと他人ごとではなく心配になる。
かわいい猫を守れるのは飼い主しかいない。そして飼い主は自分自身を守らなければならない。
どうか、健康に気を付けて愛猫たちを守って欲しいと切に願っています。







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