引っ越してきて、初めての夏は特に猛暑だった記憶がある。
東京で暮らすことになったクロちゃん。
家にも慣れた。
2013/4/29撮影
洗面所の棚のところが好きだった。
私が入浴中、ずっとここで待っていた。
鳴いて「ドアを開けろ」とせがむが入ってくることはなかった。
まだ1ヶ月齢のころ、
排水中のバスタブに飛び込んだのがトラウマで、すっかり水嫌いになった。
或るいはウンチの付いた体を洗われたせいかもしれない。
東京での初めてのワクチンもした。
担当の獣医師は猫扱いはうまくなかったが真面目そうな人だった。
此の方には亡くなる直前の診療迄担当していただいた。
真面目だけが取り柄のような風貌の方だったが、
猫に対しては細やかで優しいものがあった。
猫に対しては細やかで優しいものがあった。
なかでも、屋上から落ちて駆け付けた時は、こちらの不安を煽ることなく
この状態だったら大丈夫ですよ。
過剰な治療は副作用が出ることもあるので必要ありません、
何かあったらすぐ連絡くださいと、ざわつく私の心配を静めてくれた。
此の方に続けて診ていただいていたら結果はどうだったろうと今でも思う。
その辺の経緯は追って書いていくつもりだ。
2013/6/7撮影 2012/1/18撮影
右の写真は我が家に来たばかりの頃、その時と同じ座布団の上で丸くなるクロちゃん。
この頃の日記には、クロが食べないことばかり記されている。
食が細くて、何とか食べさせようとフードを変えたりした苦労と、摂取量の記載がある。
吐いた記録も多いことから、消化器系の疾患というか弱点があったのかもしれない。
食べ過ぎて太るなんてことが無かった。
今いるヒメの半分くらいの量しか食べていないのだから、
やはり少食を心配する領域だと思う。
やはり少食を心配する領域だと思う。
とにかく細身な子だった。
でも活発で、遊びが大好きで、とても甘えん坊で、
抱っこすると腕の中でいつまでも丸くなっているような子だった。
抱っこすると腕の中でいつまでも丸くなっているような子だった。