今を生きる~猫と共に

感謝を込めて、このブログを亡きクロに捧げます

2018年04月

23日に姿を見せて以来1週間ぶりにご飯を食べに来た。
たまたま下に降りたときに見つけてご飯をあげるのだが
いつもというわけにいかず食べはぐれることもあるだろうな・・・

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  《ドアの前で》      
ちょっと薄暗くなったのではっきりしないが日中でも黒猫は鮮明に撮影できない。 
とってもきれいな目をしていて優しい顔をしている。
去年11月に去勢したのでさくら猫だ。
向かって左側、耳先がV字にカットされている。



ブブもボボも鳴かない猫なのでご飯を出すタイミングが難しい。
今日は駐車場で箱座りして待っていた。

ご飯を出す気配を察すると玄関ドアの前までくる。
そして家の中を覗き込むのだ。

クロちゃんがいる時からそうだったが、
つい最近、福ちゃんが脱走防止の衝立の陰から様子を見ていたから
本人同士は顔を合わせたかもしれない。

この子はいつの日か家に入れてあげたいと思っている。

クロが唯一興味を示したのと、
初めて見たとき極端に痩せていた印象から
夏を越せないのではと心配しながらも
今日まで生き延びた頑張りに応えてあげたい思いなのだ。 







ヒメちゃん一家が来てから4日目、でもまだまだ子猫たちの全体像が確認できない。
黒っぽいので母猫に抱かれていると頭数さえわからないのだ。

ヒメちゃんが目を合わせても怖がらなくなったら覆いをどけるから見せてね。 


ヒメちゃんが賢い猫だと思ったのは、初日にケージに入れそこなって逃げた時のこと。
私の部屋に逃げ込んだが直ぐに子供たちのいる部屋に戻った。

怖いおばさんが3人もいる狭い部屋に戻った。

その行動は子供のそばを離れまいとする母性ではないかと思った。
単に知らないゾーンに入るのを恐れただけかもしれないが、私は勝手にそう思えた。


カーテンレールから降りて窓の桟のところに居たときも
怖がっていても攻撃的ではなかった。
優しい性格なのだろう。



それと、私がこの母猫を愛おしく思うのは
見た目の線の細さが亡くなったクロに似ているせいかもしれない。
私の部屋に逃げ込んだ後姿が似ていて切なかった。
怖がらなくていいんだよと言っても通じない。

体つき全体を見たとき細くて、まだ若猫だと確信した。
そして初産かもしれない。
4匹も一人で産んで守ろうとする姿に感動していた。

怖くても子供のところに戻る勇気、きっと賢い母猫だと思う。

早く写真が撮りたいけど、子猫にフラッシュは厳禁だから我慢しよう。
元気で良い子に育ってね。

きっと優しい里親さん探すからね!!


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   僕も優しいおばさんに拾われて幸せだったよ 
      なんて思ってくれてるかな・・・
      でも間違いなくクロがいてくれて、おばさんは幸せだったよ!








一昨日の夕方、我が家にやってきた猫ちゃん一家
久々の子猫の登場に緊張しながらも頬はゆるむ。
未だ個々の区別がつかない。
それもそうだ。4匹とも同じような柄、色目なのだ。

来たばかりの日は母猫がケージに入ってくれるまでまんじりともしない夜を過ごした。
心配だからと言って頻繁に確認に行っては尚のこと母猫は逃げ回るだろう。
11時頃にカーテンレールから降りたのを見て寝ることにした。

育児放棄、最悪は低体温による死・・・
4匹が身を寄せ合っている様子に一縷の望みをかけて引き上げた。

そしてあくる27日、母猫が子猫を抱いていた!
ああよかった!
その一言だった。
もう一つ、安堵したのは夜出したドライを完食していたことだ。
来たばかりの夕方はほとんど食べなかったから。
そして、トイレには大量のオシッコ、
ウンチは無かったが前日下痢し、食べてないのだからそれはしかたないだろう。

当日、カーテンレールの上から脱糞、それも下痢だったのだ。
カーテンも壁も、床の敷物も汚れ、そのうえ臭い!
かわいそうに・・・知らないところで知らない人で怖かったんだね。

そういえば必ずと言っていいくらい捕獲直後の野良ちゃんは食べないし便は臭い。
ストレスによって腸内の細菌が悪さをするのだろうか?

そんなわけで静かに様子を見ていたが、
今朝はいいウンチだったし、
何よりも子猫たちが聞いたこともないようなかわいい声で鳴いていた。
きっとお母さんのおっぱいをさぐっていたのだろうな・・・

子猫の声も聴けたし、母猫の食欲はすごいし、いいウンチは出たし、本当に一安心!!

それから、それから気づいたことがもう一つ!
今朝は部屋に入ると何とも言えない、ほわ~、とした匂いが・・・
そう、赤ちゃん特有の乳の匂いです。

たくさん飲んで大きくなるんだよ(*´▽`*)









クロとの出会いは2012年1月10日だった。
母が1年前の1月8日に亡くなったので
そのことを思い出しながら歩いていたように記憶している。
後日、クロは母の生まれ変わりではないかと思ったほどだ。

日課の散歩の帰り道、
住宅街を歩いているとどこからとなくミャーミャーとかわいい鳴き声がする。

と同時に少女の「うわー、どうしよう!子猫だー」との叫び声が、
子猫はどうやらその子の庭に迷い込んだらしい。
必死に少女の後を追っていた。
そして庭から石段を転げながら道路まではい出した。

未だヨチヨチ歩きで足元はおぼつかない。

でも追いすがる様子は必死だった。

道路を行きかう人はまばらだったがそれでも何人かは足を止めた。

でも、しばらくすると去っていく。
唯一、少女が(と言っても高校生)彼氏?に電話して
「どうしよう、子猫がいるんだ」
「えっ、拾うの?どうやればいい?わっかんないよー」なんてやりあっていた。

子猫がしきりに鳴くし、女子高生のやり取りにも不安を感じて去りがたく見ていた。
どうにもらちがあきそうもなかったので意を決して子猫を抱き上げていた。

未だ昼前だったので日差しは暖かだったが、夜になれば子猫など凍死してしまう。
見殺しにはできなかった。

重さを感じないくらい軽かった。
コートの懐に入れて1キロ先の家まで急いだ。
子猫はプルプルと震えていたが安心したのか穏やかな鳴き方に変わった。
そしてコートの中でもぞもぞと動き回っていた。

やっと家に帰り、こたつのスイッチを入れ子猫を入れた。

それからトイレに入った。
なにぶんにも寒いとトイレが近くなるし2時間は外に居たから。

すると子猫は母親を探すかのようにまたミャーミャーと声高に鳴き叫んだ。
よちよち歩きながらトイレのほうに来た。
こんな小さいのに・・・


それから牛乳を温めて少し与えた。
ミルクは…、トイレはどうする、ペットショップは無いし必要なものを探し回った。
パソコンで調べておおよそのことは分かったが猫との生活は50年ぶりだった。
不安だったが助けた命をどうにか育てたかった。

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 2012/1/11撮影
  手のひらに乗るくらい小さい。


さあ~、これから3時間おきの授乳が始まるぞ!
61歳にして子育ての心境だった。









本日、まだ若そうなキジトラの母猫と
生まれて1週間もたっていないような赤ちゃん猫4匹を預かった。

犬用のケージ2個をつなげて寝床やトイレを設置する。
赤ちゃん猫をケージに入れ、母猫を入れようとしたら逃げられた!
(2024年8月19日追記ーこれはヒメを連れてきたUさんとMさんのしたこと)

幸い福ちゃんのいる部屋には行かなかったが、私の寝室に行き、
戻ってきてカーテンをよじ登りカーテンレールの上に居座ってしまった。

しばらく静かにして様子を見るしかないだろうな・・・ 

部屋を片付けてケージをタオルケットで覆い、
雨戸を閉め、ツッパリ棒ごとはずれたカフェカーテンを押入れに入れ
危険なものが残っていないか確認して部屋のドアを閉めた。

夜にもう一度見て、明日からは一日に2回くらい確認するようにしよう。

母猫に安心して子育てして貰わないといけないからね。

がんばれ、おかあさん猫!!



水を用意し忘れたので福ちゃんのご飯を出しがてら、
新入り一家に水を用意したら、おかあさん猫はまだカーテンレールの上だった。

耳が後ろに寝ていたからまだ怖がっている。
仕方ないね。
自分から降りてきてご飯を食べるんだよ!

頑張れ、おかあさん猫!!

ありゃ~、
寝室の雨戸を閉めようとしたらボボちゃんが駐車場でくつろいで毛づくろいしてる。
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肝の据わった子だね!でもこの時間に来るのは珍しい。
いつもは日中にプランターの中で寝ているのにね。

この時間はブブちゃんの来る時間帯・・・もしかしてブブが来れないでいるかも・・・



2024年8月19日追記
ベテランと思ったが、バタバタと猫を扱う姿勢
仔猫を素手で触る、
緊張している猫に缶詰のご飯を紙皿にボンとあけて行ったこと

落ち着いてから私がしますと言っているのに…
野良猫のTNRにたけていても
それだけだったと後で思った。











  


いつもプランターの中で悠然とくつろいでいるボボちゃん!

見た感じが図太くていかにもこの辺のボス猫の風貌なので、
ボス猫の
ボボちゃんと名付けた。           
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この子は何度も捕獲に失敗している。
ボボちゃんが入ったと思ったら他の子だった。

経緯を書いたのが、これ⇒やっと!



   ≪ボボ≫               ≪ロンちゃん≫
 
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よく見ると微妙に違うのが分かるが、ちょっと見にはわからない。

顔を並べると明らかに違うが、全体を見るとそっくりなのだ。
違いは足先の白い部分がボボは長いロンちゃんは短い
しっぽがブブは短いロンちゃんはすらっと長い

結局予定していたボボではなくロンちゃんが捕獲機に入った。

ロンちゃんには名前は付けていなかった。
一応しっぽが長いからロングのロンちゃん。
以前、ご飯を食べに来ていたノンちゃんという子の兄弟か、もしくは父親だと思う。
ノンちゃんが食べているのを傍らで見守っていたからだ。

普通は他猫を追い払ってでも自分が食べようとする。
ボボちゃんなんか明らかにそうする。

三匹が一緒に来たことはない。
ノンちゃんが一時食べに来ていたころはボボ、ロンちゃんの姿はなかった。
多分、二匹には他に餌場があったのだろう。

で、ロンちゃん、ノンちゃん、ボボちゃん、
柄がそっくりで最初は見分けがつかなかった。
少しだけ雌猫のノンちゃんが小さいかなと思うくらいで、それ以外は全く差がなかった。


話をノンちゃんに戻そう。
ノンちゃんは「ごはんアピール」がすごい。
野良猫は鳴かないのにノンはよく鳴いた。
そのせいでお隣の猫嫌いな人の目に留まってしまった。

「猫は嫌いなんだよね。この前は糞をエアコンの室外機の上にされた。
お宅によく猫が来るよね」という。
隠すわけにもいかないから正直にTNRのことを話したが、
嫌いな人は心底納得しないようだ。
普段の付き合いはうまくいっているのだが・・・

決まった時間に来て鳴かれると辛かった。
アイコンタクトまでしてご飯をせがまれたが、心を鬼にしてやらなかった。
まもなく来なくなったが、お隣さんを気にしてノンちゃんを裏切ったようで辛かった。

結局捕獲も出来ず、居場所もわからなくなってしまった。

今頃どこでどうしているだろう。










ノンちゃん、生きてるの?
うちのクロちゃんは死んじゃった・・・


2016年12月30日のことだった 。
朝7時、ノンちゃんの姿を見つけたクロは
隙を見て掃き出し窓からノンを追いかけ脱走してしまった。

クロはノンが好きでは無かった。
そのノンをテリトリーから追い出そうとしたのだ。

周りの臭いや風景を楽しみながらの散歩と違い、
無我夢中でノンを追いかけて行ったので心配した。

やはり心配が的中、
いつもだと15分から長くても1時間くらいで帰ってきたから、
普通は心配しなくなっていたがその日ばかりは違った。

いつまでも帰らない。
逃げるノンちゃんを追いかけて方向が分からなくなったのだろう。
探しに行っても見つからない。
そうこうするうちに暗くなってきた。

遠出をして帰れないのか、
交通事故か、強いボス猫にやられたか、気が気ではなかった。
それこそ10分おきに玄関に出、
1時間おきに周囲を探し、
昼も夜もご飯をべる気にもなれず何も手に付かなくなってきた。

そうだ!
思い当たるところに連絡しないと!
市役所・・・年末、正月休みに入っている
愛護センター・・・同じく休み
警察 ・・・やっているが事務的
保健所 ・・・休み
清掃局・・・死体の収容は、、、ありません、
今日はもう終わりなんですよ、明日から休みです。電話を早く切りたい様子。


警察以外、年末で休みに入っている、、、目の前が真っ暗になった。

クロはキジトラ猫には唸っていたな・・・きらいだったのかな。

夜になると冷え込んで玄関で待っていると手足がジンジンとかじかんだ。

クロも朝食べただけでもうずーっと食べてないし、
寒いだろうなと思うと、自分が寒いのなんかどうってことないと思えた。
だって家のなかなんだから。

何処にいるのよ~と思いながら深夜何度目かに探しに出たら
火の用心の見回りの一行に出くわした。
きっとこんな声でもおびえているんだろうなと思いながら暗闇に目を凝らし、
車の下を覗き込み「クロちゃん、クロちゃん」となんども呼んだ。



夜の12時に出ようとした時だ。
玄関のセンサーライトが付いた。
ハッとした。クロが帰ってきたと思った。とっさにドアを開けた。

クロがいた!!
クロが帰ってきた~!

その時の嬉しさは何ともいえないものだった。
悪い事ばかり考えていたから・・・

クロが生きて帰った、それだけで私は何ともいえない幸福感に包まれた。
当のクロはやっと家に帰れた、という様子はあったものの、
どこかおどおどとして私を見知らぬ人として見ているようだった。


この時の騒動が私が愛護活動に入るきっかけになった。


もしクロが野良としてどこかの地で生きていくことになったら・・・
優しい人に餌をもらえているだろうか
事故にあったら誰かに運よく助けられただろうか
優しい人に保護されてその家の子になったか・・・でもクロは人見知りだから・・・

クロはやんちゃで気は強いが体は弱かったし野良では生きられないだろうと思っている。
野良の中には飼い猫だったが何らかの理由で野良になった子もいるだろう。
そんなことを考えていると、その辺で見る野良に無関心でいられなくなった。


今はこの世にいないクロちゃんだけど、私の心の中にはいつまでも住み続けるだろう。










昨日の続きに書いたのだが≪続きを読む≫をクリックしないと見落としてしまうので改めて書く。

昨夜7時半、いつも雨戸を閉める前に野良猫たちが来ていないか確認する。
今日も外に出て来ていないことを確認し、出窓の福ちゃんに近づく。

指の先を窓の下からちょっと覗かせてじゃれるか試してみる。
ちょっと前までは手を動かしただけで逃げたから少しは進歩している。


さてと雨戸を閉めて、玄関の鍵を閉めて・・・と、黒猫のブブちゃんだ。
来ていたんだね。

黒い子は完全に闇に溶け込む。

ご飯くれのアピールもしないから気が付かないで家の中に入るところだった。
そうしたらブブはどう思うだろう。
いるのにご飯をくれなかったと思うだろうか。
野良で鳴く子は珍しい、ご多分に漏れずブブもボボも鳴かない。
いるときは私の視界のなかに現れてね。
いつも目を凝らしてみるけど、何度かは見逃しているかもしれないね・・・

唯一クロちゃんが威嚇しなかったブブちゃん、
いつもドアから覗いてクロを探すそぶりをしたね。
今でも必ずそうする。
ブブちゃん、うちの子になって欲しかったな・・・

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2017/4/30撮影 
食べ終わっても家の角からこちらを見ていた。
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2018/2/17撮影
    カーポートで私が来るのを待っている。



≪ここからは今日書いた分≫
今日はシェルターの当番だった。
帰ってから昼食をとって庭掃除をする。
あっという間に木が茂ってし
まった。少しだけ間引きしてすっきりさせた。


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知人から「タケノコいらない?」と電話が来る。「うわー、ありがと!いるいる!」                    
嬉しい、タケノコ大好き。

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疲れて昼寝をしてしまった。

6時半、うわっ、もうこんな時間!雨戸を閉めなくちゃ・・・
カーテンを開けるとブブがいた。
おりこうさんスタイル(前脚をきちんと揃えて立っていること)で待っていた。

2日続けて来たね (*´▽`*)

ごめん、待たせたね~、すぐご飯あげるからね。
ドアの前に移動して待っていた。
いつもここから玄関を覗き込んでクロがいるか確認していた。

ごめんね、クロちゃんはもういないんだよ・・・
仲良くなって欲しかったな・・・

やけにじっと見ているので振り向くと、何と福ちゃんがじっと見ているではないか!

なんとなく相性はよさそう・・・
ブブちゃん、いつの日か家に入ってね。














今日は真夏のような暑さだった。クロちゃんは暑さが苦手だったね。c0402989_18250589c0402989_18250588
2013/8/4撮影
この年はとても暑い夏だった。
いつもは涼しい1階にいるのだが人恋しくなると我慢して2階にいた。
クロちゃん、また暑い夏が来るね・・・

いつもこの時期になるとグッと食欲が落ちた。
口に合うものをできるだけ食べさせようと缶詰、パウチなど試した。

最初のうちは食べても、すぐに飽きて見向きもしなくなった。
小さいときから食の細い子で、いかに食べさせるか苦労した。

それにひきかえ福ちゃんの食欲はすごい、!!
きちんと適量あげているのに、
私の不在(気配が無ければいつでも、
外出はもちろん風呂に入っている時、
外に出て水やり中とか)を狙って、2階のクロちゃんのお供えを食べに来る。
初めての時はビックリ!そのうち忍び足で食べに来る姿を想像して笑ってしまった。
福ちゃんのおかげで悲しくも笑える。
ふっと気持ちがほぐれる瞬間だ。
クロちゃん、そして福ちゃんありがとう。
福ちゃん、早く堂々と食べに来てね!
でも食べすぎはダメよ。

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私が在宅しているときは食べに来ないが夜中に食べに来る。
朝はお皿がカラッポ(笑)

福ちゃんはあるところから預かっている保護猫だが
人も猫も極端に怖がる子で、このままではとても譲渡会に出せないので
とにかく落ち着いて環境に慣れされることから始まった。
預かったのが2月17日、それから2ヶ月経つのにまだ私の顔を見ると逃げる。

それでも初めての時よりはかなり馴れた。
窓越しなら50㎝まで近づけるし、室内なら3メーター迄は大丈夫。
でも私が動くと逃げる(^_^;)

なので当然写真は撮れない。
たまたま全身を見る機会があったが【きれい~!】
こんなにきれいな子なのに触ることもブラッシングもできないなんて・・残念!
早く馴れてよね!は禁物だ。
人を怖がるのは個体差もあるが怖がる理由もあるのだろう。
触れなくてもいい。この家でよかったと思う日が来てくれればいい。
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2018/4/1撮影
 ここは福ちゃんのサンクチュアリ
 クロが生きている頃は、夜中ここから外を眺めていた。
 この子を預かってからクロはこの部屋に入れなかったからね・・・
 クロちゃんのためにもこの家に慣れるんだよ。
 正直、せつない、だって最後にクロの好きだった場所にいけなかったんだもの。
 掃き出し窓から外を眺めたのが最後・・・病院に行く前のことだった。










病院からの帰り道、下〇家の前を通ったらご主人に声をかけられた。
ガーデニング好きで見事なイングリッシュガーデンをご主人が作られる。

「クロちゃん、死んだんだって!妻から聞いて・・・」

ハーネスを付けて散歩していると必ず声をかけて下さった。
「きれいな目だね、かわいいね。」と言っては撫でてくれた。


クロは人間苦手だからちょっと怖がっていたけど、
それでも猫好きな人は分かるようだった。
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2014/7/13撮影
市販のハーネスは使い勝手が悪くて手作りした。
あまり車の通らない道だったが、時折の車には身をかがめてやりすごした。








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